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2009ユーラシア大陸最南端への旅 ブログトップ
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ナイトサファリへ [2009ユーラシア大陸最南端への旅]

2009年9月20日(日)、現地時間 午後7時00分、シンガポール South East Asia Hotel

またまた宿に戻り、余計な荷物等を部屋に置いて外に出るともう空は暗くなってきている。
時刻は午後7時を過ぎていて、先ほどまでは賑やかだった宿の前の通りも閑散としてきた。
そんな中、今日はシンガポール観光に徹すると決めた私には、今から行くべき場所があった。
「ナイトサファリ」である。その名の通り夜の間だけ開園しているサファリパークである。
夜の動物の生態を観察することができる大人気スポットであるらしい。

ブギス・ストリート
屋台街ブギス・ストリート。奥はすごい人混み

ナイトサファリはシンガポールの自然保護区内にあり、街の中心部からは離れている。
そこで、タクシーを捕まえて、ナイトサファリを目指すことにしたのだが、なかなか捕まらない。
タクシーは頻繁に道路を往来しているのだが、どれも乗車中だったり、
空車かと思えば、「ON CALL」の表示が出されていたりする。
「ON CALL」と表示されているタクシーは既に電話予約されている車両らしい。

演奏会
何らかの演奏会

地下鉄のBugis 駅に行けば、駅の近くにタクシー乗り場があるのではないか。
そう踏んだ私は歩いてBugis 駅に向かったが、乗り場を見つけることができなかった。
この駅周辺でも道路脇で手をあげてタクシーを捕まえようとしたが、やはりできない。
こうしてタクシーを捕まえようとするだけで、もう30分以上時間が経過してしまった…。
困った私はBugis 駅からAng Mo Kio 駅というところまで地下鉄で移動することにした。
Ang Mo Kio 駅からナイトサファリに向かうバスが出ているというからである。

Ang Mo Kio 駅に着き、バス乗り場を探したが、駅を出てすぐのところにタクシー乗り場を発見。
バス乗り場を探すのが面倒であったので、このタクシー乗り場からナイトサファリへ行くことに。
高速道路を飛ばし、ナイトサファリの駐車場に着いたころには時刻は午後8時30分を回っていた。
午後8時過ぎくらいにはナイトサファリに到着しておきたかったのに…。
こうして、またしても時間の遅れが発生してしまったのである…。

ナイトサファリにて

ナイトサファリにて


さて、ナイトサファリではトラムに乗って、ガイドの説明を受けながら園内を回ることができる。
歩いて園内を回ることもできるのだが、疲れているのでトラムに乗ることを第一に考えていた。
また、トラムには日本語ガイドが付くトラムがあるので、それに乗ろうと考えていた。
まずはナイトサファリの入場券を購入。入場料とトラム乗車料で32シンガポール・ドル。
日本円で2000円ちょっとくらいか…。

入場券

入場券


日本語トラムに乗車するにはカウンターで予約しなければならないので、カウンターへ向かうと、
そこには日本人スタッフがいて、乗車時間の案内を受けた。
どうやら間もなく出発する日本語トラムがあるようだったが、慌ただしくなってしまうので、
最終の日本語トラム、午後9時45分発車のトラムに乗ることにし、予約した。
まだ時間はあるが、その間に晩飯でも園内で食べていればよいだろう。

Chicken Satay
Chicken Satay

園内にはレストランがたくさんある。私はChicken Satay という串焼き料理を食べた。
11シンガポール・ドルで安かったので、これにしたわけだが、味は…。うーん…。
我慢して食べ終えたころ、園内入場口付近ではショウが始まっていた。
見に行くと、上半身裸の男の人たちがたいまつを持ち舞っている。
そして、そのたいまつを時折口に持っていっては、怪獣のように口から炎を噴き出していた。
ボルネオ・トライバル・ダンスというものだったらしい。皆さんは決して真似しないでください…。

ボルネオ・トライバル・ダンス
ボルネオ・トライバル・ダンスというショウ
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ナイトサファリの感想 [2009ユーラシア大陸最南端への旅]

2009年9月20日(日)、現地時間 午後9時45分、シンガポール ナイトサファリ

さあ、いよいよトラムに乗ってナイトサファリを回るわけだが、
ここで、皆様に大変残念なお知らせがございます。
ナイトサファリでの動物の写真。一枚もございません。申し訳ございません…。
もちろんこれには理由がある。ナイトサファリの園内、フラッシュ撮影禁止なのである。
それはフラッシュ撮影をしてしまうと、動物たちにストレスを与えてしまうことになるからである。

じゃあ、フラッシュ無しで撮影すればよいではないか。ということになるが、
ナイトサファリの園内はうっすらとは明るいが、余計な人工的な光などほとんど無く、
こんな中でフラッシュ無しで撮影をしても、私のデジキャメでは真っ暗にしか写らないのだ。
高性能のキャメラであれば、動物たちの生態を激写できるだろうが、
そ、そんな高性能のキャメラ…。私は所持しておりません…。申し訳ございません…。

ナイトサファリにて①


さて、日本語ガイドが付くトラムに乗車したのは私の他には4人のみ。
この4人というのが2組のカップルだったんだな。ひとり旅で来るところでもないな。ここは…。
園内の熱帯雨林を進むトラム。日中は蒸し暑かったが、夜になるとさすがに涼しい。
イメーヂとしてはディズニーランドのジャングル・クルーズに近いものがある。
もちろん、ナイトサファリには本物の動物たちがいるわけだが。

写真がないため、記事の充実性に欠くが、トラムに乗って見ることができた動物を列挙すると…。
ムフロン、フラミンゴ、インドサイ、ライオン、キリン、シマウマ、カバ、バク、ゾウなどなど。
まだまだいろいろな動物がいた。シカなんかは何種類も見た記憶がある。
だが、どうしたわけか私の気分は昂ぶらないのだった…。
動物園を訪れたのはいつ以来だろうか?もっと興奮するものだと思ったのだが…。

ナイトサファリ案内

ナイトサファリ案内


その原因を分析してみると、ざっと次の要因が思い浮かんだ。
・シンガポール観光で疲れている(いつものことですな)
・暗くて動物がよく見えない(ナイトサファリだから仕方がないのだが)
・動物をよく知らない(ムフロンという動物などは初耳であった)
・動物がおとなしい(ライオンもおとなしくしている。襲ってきたら大変なのだが)
・ひとり旅でさびしい(でも楽しいこともいっぱいある)

そんなトラムにほげーっと乗車していた時間は40分程だったろうか。
トラムが降車位置に停車すると、日本語ガイドは極めて事務的に仕事を終了し、去って行った。
ほんとうに今回のナイトサファリの記事を期待されていた方には申し訳ないですね。
動物の写真もなければ、ろくな感想もない今回の記事…。正直いまいちだったのです…。
まあ、他にも動物のショウなどもあるようなので、時間に余裕を持って訪れて、
それらを楽しんだり、徒歩で園内を回るともっと楽しめたのかもしれない…。

ナイトサファリにて②


ナイトサファリから宿への帰りがまたたいへんだった。タクシー待ちの列に並ぶこと30分以上…。
やっと宿に帰ってくると、もう日付が変わる頃。つまり2009年9月21日の月曜日になろうとしていた。
この日は早朝からシンガポールを出国し、りんこうにとって23カ国目の国となるマレーシアへ。
そして、ユーラシア大陸最南端、タンジュン・ピアイをひたすら目指すのである。
いよいよこの旅の本題に入る、といってもよい。いわば、シンガポール観光は長い序章である。
マレーシアではトラブルやなぜか動物!が、きっとりんこうを待ち受けていることだろう…。

ナイトサファリ日本語ガイド
ナイトサファリ日本語ガイド
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マレーシア入国 [2009ユーラシア大陸最南端への旅]

2009年9月21日(月)、現地時間 午前8時25分、シンガポール クイーン・ストリート・ターミナル

取材3日目。マレーシアへ入国、そしてユーラシア大陸最南端へ向かう朝である。
昨日の朝「FISH BALL」を食べた「熟食区」を過ぎ、さらに100メートルほど北に歩いてゆくと、
マレーシアに向かうバスの発着場、クイーン・ストリート・ターミナルがあった。
マレーシア行きのバスは赤と白の「星柔快車」というバスと、
黄色い「コーズウェイ・リンク」というバスがあるようで、競い合うように発着していた。
私は黄色い「コーズウェイ・リンク」というバスのほうに乗車したのだった。

宿の前
宿の前

さて、ここでユーラシア大陸最南端、タンジュン・ピアイへ向かうルートを簡単に説明しておこう。
下の地図をご覧いただきたい。A の印のところが現在地クイーン・ストリート・ターミナルである。
ここから乗車し、バスは北上、シンガポール出国のイミグレーションまで向かう。
イミグレーションで乗客はいったん降車してシンガポール出国審査を受け、再びバスに乗車。
今度はマレーシア入国のイミグレーションへ向かう。イミグレーションでまた降車し入国審査。
マレーシア入国後にまたバスに乗車。バスは最終的にはラーキン・バスターミナルへと向かう。


大きな地図で見る
ユーラシア大陸最南端、タンジュン・ピアイへのルート

そのラーキン・バスターミナルというところがこの地図でB と印がある地点付近である。
このラーキン・バスターミナルで今度はPontian という漁村まで向かうバスに乗車する。
C の印があるところがPontian のバスターミナル付近である。
ここから先、ユーラシア大陸最南端、タンジュン・ピアイ(D の地点)まではもうバスは走っていない。
Pontian からタンジュン・ピアイまでの交通手段はタクシーということになるのである…。
まあ、だいたい最南端までのルートはこのような感じである。この取材を日帰りで敢行するわけだ。

「星柔快車」のバス
「星柔快車」のバス

ガイドブックなどを見ても、ユーラシア大陸最南端という場所の扱いは極めて小さく、
行き方なども詳細に掲載されてはいなかった。この取材は事前の情報収集がたいへんだったのだ。
ガイドブックによっては、マレーシア入国後、国境の街ジョホール・バルでタクシーを捕まえ、
そこから直接最南端のタンジュン・ピアイを目指せ。と記述してあるものもあったが、
いろいろ調べた結果、上記のルートが安価で簡単に最南端に行けるルートであるようだった…。

「コーズウェイ・リンク」のバス
「コーズウェイ・リンク」のバス

私が乗車した黄色いバス「コーズウェイ・リンク」の乗車料金は2.40シンガポール・ドル。
出入国で何回かバスを乗り降りするが、この料金でB のラーキン・バスターミナルまで行ける。
バスに揺られてシンガポール出国のイミグレーションまでの道中は快調そのもの。
私はパスポートに新たなスタンプが押されることを楽しみにしながらバスに乗車していた。
なんといっても、シンガポール出国でスタンプ押されて、マレーシア入国でスタンプ押されて、
帰りにマレーシア出国でスタンプ押されて、シンガポール入国でスタンプが押されるのだ。

シンガポール出国スタンプ

シンガポール出国スタンプ


イミグレーションに着き、シンガポール出国で何事もなくパスポートにそのスタンプが増えた後、
再びバスに乗り込んでコーズウェイという国境の道路を通過。ここはどこの国でもない空間だ。
車窓からの景色を見てみるとシンガポールの高層ビル群が背後に過ぎ去って行く、
そして、前方には今度はマレーシア側のイミグレーションが近づいてきた。
ここでシンガポール入国時とほぼ同じ書式の入国カードを記入し、パスポートとともに審査官に提出。
何を尋ねられることもなく23カ国目マレーシアに無事入国!もちろんスタンプがまた増えた!

マレーシア入国スタンプ

マレーシア入国スタンプ


さて、ここで私はまたバスに乗り、B 地点ラーキン・バスターミナルを目指さねばならないわけだが、
私は何だか不安だった。もちろんマレーシアの地を踏むことのできた嬉しさはあったのだが…。
この不安はおそらくマレーシア・リンギットを全く持っていなかったことに由来すると思われた…。
現在所持しているシンガポール・ドルをどこかで両替せねばならないが…。両替所はどこなのか…。
次第に焦りだした私はマレーシア入国早々、とんでもないミスを犯してしまうのである…。
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