チーズを買う [2018パリの旅]
2018年5月4日(金) 午前10時05分 パリ ルーヴル美術館
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519)「洗礼者聖ヨハネ」
ルーヴル美術館には古代エジプトや古代ギリシアの貴重な展示物も多数ある。
それなのに、私はグランド・ギャラリーにやって来てしまった。
幸せなことに、これまでも私はルーヴルを訪れる機会が何回かあった。
その度に訪れるグランド・ギャラリー。今回も真っ先にここに来てしまったのだった。
それは、やはりこのグランド・ギャラリーの右側の部屋にかの「モナリザ」がいるからなのだろうか?
モナリザの部屋
グランド・ギャラリーの手前の部屋には初期ルネサンスの作品群。
ボッティチェッリの作品なんかもあるわけだが、ここで私はある断り書きを見た。
『「赤い縁なし帽をかぶった若い男性の肖像」は貸出中』というもので、貸出先は東京であった。
これはつまり、現在国立新美術館で開催中の「ルーヴル美術館展」に貸し出されているのである。
アルチンボルドの「四季」の内、「春」、「秋」なんかも同様に貸し出されていた。
「赤い縁なし帽をかぶった若い男性の肖像」は貸出中
アルチンボルドの「春」、「秋」は貸出中
先日、私はこの「ルーヴル美術館展」に行ってきたのである。
土曜の夜間開館の時に行ったので、混雑もなく快適に鑑賞することができた。
「赤い縁なし帽をかぶった若い男性の肖像」、「春」、「秋」も確かにそこでしっかり観ることができた。
この国立新美術館の「ルーヴル美術館展」は肖像画に焦点を当てたもの。
歴史の教科書や資料集で見覚えのあるような作品が何点かあった。
彫像作品がかなり多く、中でも巨大なナポレオンの大理石像はよく運んできたなと思った。
「ミラノの貴婦人の肖像」はルーヴル・アブダビに貸出中(貸出中の作品だらけだったわけではない…)
話がそれた…。
さて、私はドゥノン翼のグランド・ギャラリーの辺りを見ることに時間を費やし、お昼近くとなった。
ここで一旦、ルーヴルの外に出ることにした。
今日は金曜日でルーヴルは午後9時45分まで開館している。また夕刻に来ればいい。
今日は他に取材予定のところがあるので、そこに行くことにする。
その前にお昼である。いや、そのお昼のさらに前にお土産を買ってしまうことにした。
ジャック=ルイ・ダヴィッド(1748~1825)「ナポレオンの戴冠式」
アポロンのギャラリー
お土産とはチーズである。家族に頼まれていたのである。
何か珍しいチーズを。ということであるが、私はチーズは好きだが、決して詳しくはない。
でも、確かに帰国後、そんな珍しいチーズをつまみながらワインを飲むのは幸せな感じがする。
そんなわけで向かったのは、ルーヴルから歩いて行ける「フロマジュリー・ヒサダ」である。
ここは日本人が開いたチーズのお店で、日本人スタッフが常駐しているというから安心である。
私はスタッフにどんなチーズが好みかと尋ねられた。
「ちょっとしょっぱめのがいいですかね」とかなんとか、いかにも酒飲みが言いそうな回答である…。
スタッフは私のこんなしょうむ無い回答にも、しっかり対応してくれた。
ただし、私には問題があったのである。
それは、以前の記事にも載せたとおり、私の宿泊先に冷蔵庫が無いことなのであった…。
これでは帰国までの間、どうやってチーズを保管しておいたらいい?
私はこの悩みをスタッフに率直に打ち明けた。スタッフは困惑気味だったかもしれない…。
だいたいチーズを買いに来ているのに、部屋に冷蔵庫が無いだなんてどうかしている。
帰国の日に訪れればよいのかもしれないが、その日は日曜日であり、たぶんお店はお休みであろう。
こんな阿呆な状態であるが、スタッフは冷蔵庫が無くても持ちそうな乾燥チーズを勧めてくれた。
「Severac」というチーズで、これをちょっとしたかたまりで買って25ユーロであった。
他に、「Brie Noir」というブリーチーズを乾燥させたチーズも勧められ購入(0.120kgで4ユーロ)。
これらを真空パックしてもらった(0.50ユーロ)。
帰国後食べたが、珍しいチーズをつまみながらワインを飲むという幸せを見事満たしてくれた。
しかし、購入できるチーズは限られた。今度は冷蔵庫がある部屋に泊まろうと思ったのだった…。
お昼はモリエール通りのベトナム料理店「PHO 14」でいただいた(フォーとビールで14ユーロ)
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519)「洗礼者聖ヨハネ」
ルーヴル美術館には古代エジプトや古代ギリシアの貴重な展示物も多数ある。
それなのに、私はグランド・ギャラリーにやって来てしまった。
幸せなことに、これまでも私はルーヴルを訪れる機会が何回かあった。
その度に訪れるグランド・ギャラリー。今回も真っ先にここに来てしまったのだった。
それは、やはりこのグランド・ギャラリーの右側の部屋にかの「モナリザ」がいるからなのだろうか?
モナリザの部屋
グランド・ギャラリーの手前の部屋には初期ルネサンスの作品群。
ボッティチェッリの作品なんかもあるわけだが、ここで私はある断り書きを見た。
『「赤い縁なし帽をかぶった若い男性の肖像」は貸出中』というもので、貸出先は東京であった。
これはつまり、現在国立新美術館で開催中の「ルーヴル美術館展」に貸し出されているのである。
アルチンボルドの「四季」の内、「春」、「秋」なんかも同様に貸し出されていた。
「赤い縁なし帽をかぶった若い男性の肖像」は貸出中
アルチンボルドの「春」、「秋」は貸出中
先日、私はこの「ルーヴル美術館展」に行ってきたのである。
土曜の夜間開館の時に行ったので、混雑もなく快適に鑑賞することができた。
「赤い縁なし帽をかぶった若い男性の肖像」、「春」、「秋」も確かにそこでしっかり観ることができた。
この国立新美術館の「ルーヴル美術館展」は肖像画に焦点を当てたもの。
歴史の教科書や資料集で見覚えのあるような作品が何点かあった。
彫像作品がかなり多く、中でも巨大なナポレオンの大理石像はよく運んできたなと思った。
「ミラノの貴婦人の肖像」はルーヴル・アブダビに貸出中(貸出中の作品だらけだったわけではない…)
話がそれた…。
さて、私はドゥノン翼のグランド・ギャラリーの辺りを見ることに時間を費やし、お昼近くとなった。
ここで一旦、ルーヴルの外に出ることにした。
今日は金曜日でルーヴルは午後9時45分まで開館している。また夕刻に来ればいい。
今日は他に取材予定のところがあるので、そこに行くことにする。
その前にお昼である。いや、そのお昼のさらに前にお土産を買ってしまうことにした。
ジャック=ルイ・ダヴィッド(1748~1825)「ナポレオンの戴冠式」
アポロンのギャラリー
お土産とはチーズである。家族に頼まれていたのである。
何か珍しいチーズを。ということであるが、私はチーズは好きだが、決して詳しくはない。
でも、確かに帰国後、そんな珍しいチーズをつまみながらワインを飲むのは幸せな感じがする。
そんなわけで向かったのは、ルーヴルから歩いて行ける「フロマジュリー・ヒサダ」である。
ここは日本人が開いたチーズのお店で、日本人スタッフが常駐しているというから安心である。
私はスタッフにどんなチーズが好みかと尋ねられた。
「ちょっとしょっぱめのがいいですかね」とかなんとか、いかにも酒飲みが言いそうな回答である…。
スタッフは私のこんなしょうむ無い回答にも、しっかり対応してくれた。
ただし、私には問題があったのである。
それは、以前の記事にも載せたとおり、私の宿泊先に冷蔵庫が無いことなのであった…。
これでは帰国までの間、どうやってチーズを保管しておいたらいい?
私はこの悩みをスタッフに率直に打ち明けた。スタッフは困惑気味だったかもしれない…。
だいたいチーズを買いに来ているのに、部屋に冷蔵庫が無いだなんてどうかしている。
帰国の日に訪れればよいのかもしれないが、その日は日曜日であり、たぶんお店はお休みであろう。
こんな阿呆な状態であるが、スタッフは冷蔵庫が無くても持ちそうな乾燥チーズを勧めてくれた。
「Severac」というチーズで、これをちょっとしたかたまりで買って25ユーロであった。
他に、「Brie Noir」というブリーチーズを乾燥させたチーズも勧められ購入(0.120kgで4ユーロ)。
これらを真空パックしてもらった(0.50ユーロ)。
帰国後食べたが、珍しいチーズをつまみながらワインを飲むという幸せを見事満たしてくれた。
しかし、購入できるチーズは限られた。今度は冷蔵庫がある部屋に泊まろうと思ったのだった…。
お昼はモリエール通りのベトナム料理店「PHO 14」でいただいた(フォーとビールで14ユーロ)