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香港到着。どこへ行こうか? [2010香港・マカオの旅]

2010年9月17日(金)、現地時間 午後3時19分、香港国際空港

さて、前回から始まった香港・マカオ・中国本土「スタンプ・ラリー」であるが、
ここで簡単に今回の取材日程および取材各地の位置関係の確認をしておきたい。
まず1日目は香港におとなしく滞在。2日目は香港から中国本土新圳へ日帰り取材を敢行。
3日目は香港からフェリーでマカオへ。そしてさらには中国本土珠海にちょいと足を踏み入れる。
そして、マカオに引き返し、フェリーで香港へ戻り3日目終了。4日目、香港から帰国と。
つまり、香港を拠点にしての取材である。各地の位置関係は下の地図をご参照ください。


大きな地図で見る
A:香港 B:新圳 C:マカオ D:珠海

香港国際空港に到着した私は、ここである程度の両替を済ませ、バスで中心部へ向かう。
乗車するバスは"A21"というバス。「尖沙咀」というところへ行くようだ。料金は33香港ドル。
私は今回の宿を彌敦道「ネイザン・ロード」からちょっと脇に入ったところを予約していた。
「尖沙咀」行きのバスは必然的にこの「ネイザン・ロード」を通過するからこれに乗ればよい。
しかし、どこで下車すればよいものか。車内では次の停車場を電光掲示で示してくれてはいる。
だが、それがどの辺りなのかわからない。私はガイドブックの地図と車窓の風景を交互に見やる。

バス

尖沙咀行きの2階建てバス

バス乗車券
バス乗車券

そんな中、近くの女性から中国語でおそらく「今このバスはどこら辺ですか?」と尋ねられた。
地図と格闘している最中の私にそういうことを訊くのは間違いというものである。
私は英語で「ごめんなさい。中国語話せません」と言うより他なかった。
やがて、バスは大きな看板が大通りの中央付近まで張り出しているポイントに差し掛かった。
これはお馴染みの香港の風景である。ここがおそらく「ネイザン・ロード」なのであろう。
あとは付近に建つ高級ホテルをランドマークとして、私は適当なところでバスから下車をした。

ネイザン・ロード①ネイザン・ロード②
ネイザン・ロード

いきなり香港の真っ只中に放り出された印象である。活気に満ちている。
この大通りを歩いていると、頭にポタッと滴が垂れた。なんだこれは?気持ち悪い。
地面を見て気付いたが、あちこちがその垂れた滴でぬれているのである。
その原因は?と見上げると、そこにはエアコンの室外機。ここから水が垂れているようだ。
あちこちに室外機からの水のしずくが垂れているのだった。私はこの滴の洗礼を受けたわけである。
やっぱり香港は暑いのだ。その室外機の滴を気にしない風がなんだかアジアだなと感じた。

萬年青酒店
萬年青酒店

ネイザン・ロードから小路に入り、やって来たのは今回の宿、「萬年青酒店」。
英語で"Evergreen Hotel"と名乗るこの宿はこの界隈にある宿の中では安い宿であった。
今回ここに3泊して2047香港ドル。1泊あたり7500円といったところであろうか。
だいたい香港は安宿が少ないのである。いや、もちろん安宿が集まっているところもある。
ただ、今回の「スタンプ・ラリー」を敢行するに当たり私は落ち着いて休まる宿にしたかったし、
そのラリーのためには交通の便が良い宿にしたかった。そういうことを含めて今回はここに。

宿付近にて
宿付近にて

チェックインして部屋に入ったのは午後5時頃であった。
まだ今日は時間がある。これから香港のどこに行こうか?
映画検定1級の「りんこう」。まずはブルース・リーに会いに行くことを真っ先に考えた。
もちろん、前回の記事で述べたとおり、ブルース・リーのお墓は香港には無い。
ただ、銅像が建っている。香港島を望む海沿いの「アヴェニュー・オブ・スターズ」に建つ銅像。
これをちょっと観に行ってみようではないか。というわけである。

テレサ・テン発見

テレサ・テン発見

地下鉄で付近まで乗って行ってもいいかもしれないけれど、私はまずこの街を歩いてみた。
ネイザン・ロードをただただ南へ歩いてゆく。有名ブランドの店が多く並んでいる。
かと思えば、この辺り独特のジャンク・フードであると思われる食べ物を売っている店もある。
この界隈を30分ほど歩いただろうか。私は香港島を望む海岸沿いに辿り着いた。
ブルース・リーの銅像が建つ「アヴェニュー・オブ・スターズ」はどこなのか。
道が少々入り組んでいたが、やがてその銅像が建つプロムナードが見えてきた…。

プロムナード
プロムナードが見えてきた
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コメント 6

kuwachan

おはようございます。
2階建バスは、イギリス領だった名残ですか?
色が鮮やかで目立ちますね。
by kuwachan (2011-01-13 07:34) 

mimimomo

おはようございます^^
また、わくわくドキドキ旅なんですね~(わたくしにとってはですが^^
勝手に中国、香港ってわたくしにとっては怖いイメージが。
by mimimomo (2011-01-13 08:40) 

Silvermac

十八年前に銀婚式記念に行った香港、マカオを思い出します。
by Silvermac (2011-01-13 20:59) 

りんこう

kuwachan さん、こんばんは!
2階建てバスはおそらくイギリスの植民地だったからでしょうね。
2階からの眺めを見たかったのですが、思い荷物を持っていたため1階で座ってました。

mimimomo さん、こんばんは!
香港はやはり中国本土とは雰囲気が違うと思います。
香港は英語が通じますし(といっても英語もろくにしゃべれませんが)。
で、中国本土はというと…。

Silvermac さん、こんばんは!
18年前というと、香港はまだ英国領、マカオはポルトガル領ですね。
今はだいぶ変わったと思いますよ。特にマカオの変わりぶりはすごいようです。
by りんこう (2011-01-13 22:28) 

orange

欧州とはまた違った雰囲気ですね。
行ってみたいです。「スタンプラリー」いいですね^^。
来週から息子が香港と他の幾つかのアジアの国へ。社会人になるのを
前に"卒業旅行”です。アジアのエネルギーを感じて帰ってくると
いいなと思っています。
by orange (2011-01-15 08:10) 

りんこう

orange さん、こんにちは!
卒業旅行いいですね。僕も学生の頃にもっと旅行しておけばよかったと思います。
後悔しても遅いですね。
ベトナムとか行かれるのでしょうか?ベトナムも行ってみたいところですね…。
by りんこう (2011-01-15 12:25) 

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