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フランソワ・トリュフォー作品の映画チラシ [映画]

先日、書店へ赴いたところ、フランソワ・トリュフォー評伝の新刊を目にしたのである。
うわあ。欲しいなあ。購入してしまおうか知らん。と思わず手に取ったのだけれど、
これは5000円する分厚い書籍なのであった。
別に分厚くても良いのだけれど、諸般の事情でなるべくなら倹約したい身であるこの私。
残念ながらこの本の購入には至らなかったのである。

フランソワ・トリュフォー監督は大好きな監督である。
この人の映画や生き方そのものから、映画への愛が切実に伝わってくるからである。
残念ながらトリュフォー監督の新作はもう観ることはかなわないのだけれども、
トリュフォー監督が残した映画の内、私にとって未見の作品が2作品あるのだった。
それは「黒衣の花嫁」(1968)と「緑色の部屋」(1978)の2作である。

他のトリュフォー作品のDVDは全て所有しているけれど、この2作はDVDが出ていないと思う。
レンタルヴィデオ店へ行き、かつてヴィデオとしてリリースされたものを借りれば済むのだけれども、
借りるということは返さなくてはならない。借りたものを返さないのは人として問題なのである。
しかし、ヴィデオを返却した後は随意に作品鑑賞することはできない。
そんなことは当たり前のことであるが、これは悔しいことなのである。

ということで、この2作品がDVDとしてリリースされれば、私は間違いなく購入するのであるが、
この2作品を鑑賞してしまうと、私は本当にトリュフォー監督の作品を全部観たことになってしまい、
それはそれで、哀しいことであるなあと思ったのだった。
さて、今日はトリュフォー作品の映画チラシを何枚か引っ張り出しましたので、ご覧ください。


「大人は判ってくれない」(1959) 1989年リヴァイヴァル上映時の映画チラシ。 
 

「ピアニストを撃て」(1960) 1963年日本初公開時の映画チラシ。 
 

「突然炎のごとく」(1961) 1985年リヴァイヴァル上映時の映画チラシ。 
 

「黒衣の花嫁」(1968) 1968年日本初公開時の映画チラシ。 
 

「暗くなるまでこの恋を」(1969) 1970年日本初公開時の映画チラシ。
 
 

フランソワ・トリュフォー

フランソワ・トリュフォー

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2006/03/16
  • メディア: 単行本


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コメント 3

TaekoLovesParis

このちらしの映画は全部見たし、「緑色の部屋」も「黒衣の花嫁」も見ました。
ということは、私も結構なトリュフォーファン。
by TaekoLovesParis (2006-04-01 23:40) 

りんこう

Taeko さんが一番好きなトリュフォー映画は何でしょうか?
僕はドワネルものでは「夜霧の恋人たち」が結構好きです。
ドワネルが探偵をやるというのがおバカな設定で笑えます。
でも、「アメリカの夜」がやっぱり好きです。これは本当にいい映画だと思います。
by りんこう (2006-04-02 00:10) 

TaekoLovesParis

見たばかりのときは「終電車」いいなぁって思ったけど、自分が歳をとってくると、はつらつとした青春ものの「夜霧の恋人たち」を支持。ドワネルくん、マフラーの結び方がかっこよかった。いかにもパリジャンって感じで。鏡みながら、2人の彼女の名前を何回もよんでみるシーン、ういういしくて、でも滑稽で、覚えています。
by TaekoLovesParis (2006-04-04 02:21) 

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