「荘厳ミサ曲」と「バルセロナ」 [音楽]
ベートーヴェンの「荘厳ミサ曲」のCDを購入した。
オットー・クレンペラーが指揮する名盤の誉れ高い盤を購入したのである。
なんで、購入したのかは後日明らかになるだろうけれど、とにかく聴きこんでいないから、
「荘厳ミサ曲」について云々述べることは出来ないし、ミサ曲と言うくらいであるから、
キリスト教の知識が無ければ、うまいこと理解することが出来ないだろうと思われるのである。
うまく理解できないであろう音楽というのは、まことに哀しい存在で、
本来ならば、むつかしいこと考えずに、ただ聴いて感動できたらよいのである。
だいたいにおいて、「荘厳ミサ曲」は「ミサ・ソレムニス」とも呼ばれているのだけれども、
「ミサ・ソレムニス」という題名自体がむつかしい題名である。
「ミサ・ソニムレス」…×
「ミサ・ソムニレス」…×
「ミサ・ソレニムス」…×
「ミサ・ソムレニス」…×
このように、「ミサ・ソレムニス」というのは私にとって非常に覚えづらい文字の配列を成している。
私はベートーヴェンのお墓というのは訪れたことは無い。
ウィーンの中央墓地にシューベルト、ブラームスと並んでお墓があるというのは聞いているけれど、
未だ、訪問する機会が無いままなのだった。
でも、生家というのは昨年訪れたのだ。私はお墓ばかりでなく生家も訪れるのである。たまには。
ドイツ、ボンにあるベートーヴェンの生家「ベートーヴェン・ハウス」。
ベートーヴェン・ハウスの中は撮影禁止であるので、中の様子を写したものは無いのだけれど、
ベートーヴェンが使用したピアノが展示されている部屋において、学芸員?なのか知らないけれど、
椅子にちょこんと腰掛けていたおばちゃんが話しかけてきたのは憶えている。
天皇陛下がここを訪れたのよ。というようなことを言っていたような気がする。
最上階は、ベートーヴェンが誕生した部屋というのがある。
今では、ベートーヴェンの胸像以外、何も置かれていない部屋であったが、
何しろ、あのベートーヴェンが生まれた部屋なのである。これは感慨深いものがあった。
「ベートーヴェン・ハウス」日本語冊子。
各部屋の展示品1点1点が日本語で解説されており、これを見ながら巡回することで、
ベートーヴェンの生涯をたどることが出来るようになっている。
あと、今日もう1枚購入したCDがあって、「クイーン グレイテスト・ヒッツIII」というCDである。
まったく、違うジャンルのCDを購入して、なんなのだと憤る方もあるやもしれないけれども、
これは「バルセロナ」という曲が聴きたくなったからである。
「バルセロナ」はバルセロナ五輪を思い出す曲である。
バルセロナでは「今まで生きてきた中で一番嬉かった」人もあったし、「こけちゃった」人もあった。
なんで、このCDを購入したのかは、これも後日明らかになるかもしれない。
- アーティスト: クレンペラー(オットー), ニュー・フィルハーモニア管弦楽団, ニュー・フィルハーモニア合唱団, ゼーダーシュトレーム(エリザベート), ヘフゲン(マルガ), クメント(ワルデマール), タルヴェラ(マルッティ), ピッツ(ウィルヘルム), ベートーヴェン
- 出版社/メーカー: 東芝EMI
- 発売日: 2002/03/06
- メディア: CD
りんこうさん、こんばんは
ブログ模様替えで明るいブルーになりましたね。
きょうのブログは、後日明らかになる、、が2箇所、序曲のようで。
クイーン、この間来日しましたね。このCD、豪華な顔ぶれ。モンセラ・カバリエ、
小山のようなソプラノですよね。クイーンと場違いな感じが。。
by TaekoLovesParis (2006-04-04 02:45)
模様替えするのは良いのですが、もっと春らしいスキンにしたかったのです。
私は文章が途中で改行されないように記事を載せることを心がけているのですが、
他のスキンにしてしまうと設定が微妙に違うせいか、
今まで一行で収まっていた文章が改行されてしまい、
見た目が格好悪くなってしまうのでした。非常に残念なのでありました。
by りんこう (2006-04-04 19:45)
りんこうさんのブログが読みやすいのは、裏にそういうご苦労があったのですね。
今年はモーツァルト生誕250年で、ベートーベンが影薄いけど、日曜日夜
NHKの芸術劇場で小沢征爾が振るレオノーラを聞き、ベートーベンの重厚さ
に、人生が表現されてていいなぁと思ったのでした。
by TaekoLovesParis (2006-04-05 07:21)