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皆様。新年、 [旅]

明けました。
おめでとうございました。
新年のご挨拶が遅れましたことを心よりお詫び申し上げます。

さて、私は取材先から只今帰国したばかりなのであります。
今回はチェコ、スロヴァキア、オーストリアの首都を巡る旅でしたが、
いつしか「モーツァルトの足跡を巡る旅」と化していたのでした。
やはり今年はモーツァルト生誕251周年という記念すべき年なので、これは仕方がありません。

新年早々、このような大型取材を終えてしまいました。
この後、2007年が空虚なものにならないか今はただただ心配なのであります。
それでは、また。


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旅の顛末 [旅]

旅の顛末を載せようとするには、大きな覚悟がいる。
それは前回スペイン・フランス旅行の記事を載せた時に経験済みである。
長期の連載となってしまったではないか。

そのことを鑑み、今回の旅に関しては、もう少し自分の中で整理して載せるようにしたいのだが、
厄介なことに、新たに購入したデジキャメで撮影した画像は今回も膨大な数に上り、
実は昨日、お気に入りの画像だけをセレクトし、現像してきたのだが、
現像代が1万円に肉薄するという事態。枚数は300枚超。
これは今回も連載するとなると大変なことであるなあ。と後頭部をポリポリと掻いているのである。

さらに、それだけではなく、デジキャメにてヘタクソ極まりない動画も撮影してきたのである。
そんな動画も撮ってるなんて、ブログに載せることを前提としているのではないか?
と問われたら、まさにその通りであるのかも知れず、私は閉口してしまうのだった。

てなわけで、ありまして、旅の記事は、も少しお待ちを。
次回は「映画検定」の結果について載せることを予告し、今日の記事はこれにて終了。



プラハの地下鉄のエスカレーター。スピードが速く、ちと焦る…。
初の動画ですが、皆さん、ちゃんとご覧になれますか?


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秋田の聖母マリア [旅]

このお話は昨年8月のことになるのだけれど、今回は秋田の聖母マリアのお話だよ。
さて、「血の涙を流すマリア像」とかいう話は聞いたことはあるが、
そんなお話は海外でのことだとばかり考えていた私は昨夏調査していて驚いたのだ。
なんと。秋田にもそのような聖地があるというのだ。これはもう訪れねばならぬことであるなあ。
というわけで、そのマリア像があるという秋田市の聖体奉仕会を目指したのは昨年8月12日。

聖体奉仕会とはカトリック修道会なのであるが、ここのマリア像が涙を流していたそうなのである。
ここのマリア像は血の涙ではなく人間と同じ成分の無色透明の涙が流れていたそうだ。
さてさて、秋田市の地図を見る限り、この修道院はだいぶはずれに所在していた。
私は秋田駅からバスに乗り込んで、付近へ向かったが、なぜか途中下車。
温泉に入り込んでしまったのでした。ヌルヌルの湯で肌に良さそうだ。疲れもとれそうだ。

おい、待てよ。マリア像はどうした。ってなわけで私は湯からあがると、バス停を目指した。
が、例によって本数が少ないのであり、バスは来そうにない。
嗚呼!!!やはり私は地図を片手に歩きだしてしまったぞ!!!
見渡す限り田んぼが続く道をとぼとぼ歩いて行く、途中のバス停を見てもバスは1時間に1本。
が、意外にも歩き始めてから20分ほどで「聖体奉仕会」の看板を発見。


「聖体奉仕会」の看板

表示に従い歩いて行く。子どもたちが無邪気に遊んでいるが修道会がある気配なぞない。
すると、次に強烈な看板が。「熊に注意」。どんなとこに来てしまったのだ私は。
私は熊に注意しながら、誰もいない山道を登ったのだった。
山を登りきると、一面開けた空間となり、大きな聖堂が目に飛び込んでくる。
この聖堂。日本式であるため、神社のようであるが、確かにシスターたちが出入りしていた。


「熊に注意」

聖堂に入ると、シスターにノートに住所名前を記帳するように勧められた。
ノートに記帳されていた文字を見るとハングルが多く、どうやら韓国から信者がよく来るようだ。
聖堂内は撮影禁止。というか撮影できる雰囲気ではない。熱心な信者が数人お祈りをしていた。
その信者の先には、涙を流していたマリア像が。ちなみに現在は涙を流してはいない。
涙を流していたのは1975年-1981年の間だという。


ここを登っていく

聖堂の外には庭園が広がっていた。マリア庭園という名の庭園らしい。
しかし、帰りのバスが来る時間も迫っていたようだったから、庭園はあまり見ることができなかった。
熊に注意しなければならないし…。私は最後に何か記念グッズを購入することにした。
シスターに尋ねてみると、グッズは聖堂の隣にある建物の中で販売しているということだった。


聖体奉仕会聖堂

ガラガラガラと戸を開けてみる。誰もいない。チャイムで呼び出すのだ。
私は記念にメダイとマリア像カードと「秋田の小さな修道院の物語」という冊子を購入。
冊子を見ると、やはりところどころハングルで解説がなされていた。
購入後、少々早足で山道を下り、バス停の小屋のところまでやってきた。間にあった。
ガラガラのバスに乗車して秋田駅まで戻って行った私。温泉に入ったのにもうクタクタでした…。


購入したメダイ


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