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8年ぶりの台東 [2019台湾東部の旅]

2019年1月4日(木) 午後1時13分 花蓮

公正包子店
公正包子店

花蓮駅に戻る途上、今朝方、いきなり水餃子が供され焦りに焦った「公正包子店」の前に出た。
今更、午前中の失態を追及されることはないだろう。
ここの名物は肉まんであるということは以前の記事にも記した。
となると、その肉まんを食べてみたくなった…。
ただし、店内で食べるのは午前のこともあり不安なので、持ち帰りです…。

小籠包
小籠包

今まで、「肉まん」と表記してきたが、この肉まんは「肉まん」として売っているのではない。
このお店、「小籠包」という名で肉まんのようなものを売っているのである。
小籠包というと、薄皮の中に具が入っていて、薄皮を破ると熱いスープがあふれてくる…。
そういうイメージの食べ物であるが、このお店でそれをイメージして注文すると少々面食らうだろう。
肉まんのような小籠包は1個5元。20円もしない。これを2個購入して、食べ歩きながら花蓮駅へ。

食べ歩き
やっぱり小籠包というより肉まんでした

宿泊していた宿により、フロントに預けていたスーツケースを受け取り、花蓮駅へ。
時刻は午後2時。台東へ向かう自強号は午後3時1分に出るのでまだ1時間も時間がある。
おとなしく椅子に腰掛けて時間が来るのを待った。
前述の小籠包を2つ食べただけなので、何か食べようかとも思ったが、さしてお腹が減っていない。
何か食べようかどうしようかと思案していたら、ぼんやりと…。途中、軽く居眠りをしてしまった。

花蓮駅
花蓮駅

台東に向かう自強号は定刻に発車。
私は車窓から太平洋が見えることを期待していたが、山側の方の座席を指定してしまっていた…。
それに結局は、車内でも居眠りをしてしまい、気がつくともうすぐ台東という体たらく。
花蓮から台東までは1時間半ほどの乗車時間である。
ここまで来ると、だいぶ南に来た感じがする。

自強号
自強号が入ってきた

8年ぶりの台東駅。
8年前は午後8時過ぎに台東駅に到着して、駅の周りは真っ暗だった。何もなかった印象である。
台東駅は台東市内中心部から6キロほど離れた場所にある。
花蓮駅も中心部から離れたところにあったが、歩いて中心部に行けないことはない。
だが、台東の場合、6キロも離れているのでは、歩いて向かうのは無茶である。
8年前、そんな駅の真っ暗なところに降り立ったことを想い出す…。

車内
自強号車内

その時は、どこからともなく日本語が話せるおじいさんが現れたのである。
近くに停車していたバス運転手に、私を市内中心部まで乗せていってくれるよう交渉してくれた。
台東中心部へ向かうバスでなかったにもかかわらずだ(市内中心部へ向かうバスは終了の時間だった)。
私は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
タクシーで中心部に向かいます。大丈夫です。とおじいさんに告げても、一切聞いてくれなかった…。

台東駅到着
台東駅到着

結局、その交渉はうまくいかず、私はタクシーで予約していた台東中心部のホテルへ向かうことになった。
そこでまたトラブルが起きた。到着したホテルで予約が入っていないという。
確かにそのホテルのサイトの予約システムは、ちょっと貧弱で予約できたかどうか不安ではあった。
現地に行けばなんとかなるだろうとは思っていたのだが…。
客室もあいにく満室ということで、同等のレベルのホテルを紹介してもらい、連れて行ってもらった。
そんなことばかりで当時台東の町歩きはしていない。遅い時間であったし、宿泊しただけである。
その台東に8年ぶりにやって来た。台東駅も花蓮駅同様に新しくなっていて、これまた驚いた。

台東駅構内
台東駅で
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台東觀光夜市 [2019台湾東部の旅]

2019年1月4日(木) 午後4時55分 台東駅

台東駅
台東駅

台東駅から台東市内中心部に向かうには、バスに乗っていかなければならない。
ガイドブックによると、「台東市區」という表示を出しているバスに乗ればいいらしい。
駅前のバス停でしばらく待っていると、「台東市區」と表示しているバスが来た。
だが、他に乗る客がいない。不安であるので、運転手に台東中心部に行くかどうか訊いてみた。
すると、運転手は頷きながら「バスターミナル」と言う。
「バスターミナル?」まあ大丈夫だろうと乗車した。

中心部到着
台東中心部到着

バスは30分弱で「バスターミナル」付近に到着した。
見回すと、おそらくこの辺りは台東中心部であると思われ一安心である。
一安心とは言っても、私は台東で予約してあるホテルの場所をまたもや把握していなかった。
wi-fiの設定をしていたら、楽にたどり着けるのだが、それをしていない。
それでも、一度立ち止まり、地図を見るなどすればよいのであるが…。
私にはそれをせずぶらぶらとあてもなく歩いて見つけ出そうとする傾向がある。

今回もそうだった。勘を頼りに台東の街を歩き出す。
夕刻であったが、市場の辺りでは、まだ野菜などを路上で販売している。
そこを縫うようにバイクが走っていく、その道路は碁盤の目のようになっていると思われた。
8年前の台東の記憶がうっすらと蘇ってきた。
8年前に泊まった宿もきっとこの辺りのはずであった。

凱旋會館
凱旋會館

まあ、8年前の記憶がうっすらと蘇ったとはいっても、今回の宿の場所まではさすがにわからない。
どこだろうかと、スーツケースを引きずり歩く道路の真正面。
「凱旋」という文字を掲げた高い建物が目に入った。ここだ。ここである。
今回予約していた「凱旋會館」。1泊4600円ほどであった。

泊まった部屋
泊まった部屋

「凱旋會館」にチェックインして、少々休憩した後、町に出た。
宿から歩いてすぐのところで台東觀光夜市という夜市が開かれていた。
台東觀光夜市は木曜、金曜、土曜の開催。今日は木曜日だからちゃんと開かれている。
8年前は遅い時間に台東に到着し、翌朝早朝に台東を発ったので夜市すらいっていない…。
ここで何か食べて夕食にしよう。

台東觀光夜市①
台東觀光夜市

台東觀光夜市は規模こそ大きくはないが、テーブル席がたくさん出ている。
これまで夜市では、食べ歩きばかりだった。
でも、よく考えればこういうテーブル席でのんびり食べればよかったのである。
そんな当たり前のことに今更気がついた。ちょっと気分も楽になった。
台東觀光夜市に面してシェラトン台東ホテルが建っている。そのギャップが面白い。
そこに宿泊しているのであろうか、欧米人の姿もちらほらと。輪投げをしていたりした。

台東觀光夜市②

台東觀光夜市③

ガチャガチャ

結局、ここでは「大腸蚵仔麺線」と「大腸包小腸」を食べた。なんだか大腸ばっかりであるが…。
「大腸蚵仔麺線」は豚のモツ(大腸)とカキ(蚵仔)と細い麺(麺線)が入ったトロトロのスープ。
プラスチック製のレンゲが付いてくるが、レンゲを使わずそのままごくごく飲めそうなトロトロ具合。
「大腸包小腸」はグロい名前だが、簡単に言うとホットドッグのパンの部分がもち米になっている品。
もち米の腸詰め(大腸)が甘いソーセージ(小腸)を包んでいる。夜市の定番で私は毎回食べてしまう。
その後、夜市を抜けて付近を散策。特に何をするということもなかったが、カエルを発見…。
最後にコンビニで台湾ビールを購入。これを宿の部屋で空けて、2日目終了となった。

大腸蚵仔麺線
大腸蚵仔麺線

大腸包小腸
大腸包小腸

台東のカエル
台東のカエル
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