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台湾東海岸の旅 [2019台湾東部の旅]

2019年1月3日(木) 午前9時13分 成田空港 第3ターミナル

時刻表
時刻表

さて、今回の旅であるが、行き先は台湾である。
台湾は何度か行ったところであるし、2011年には鉄道で台湾を一周してもいる。
ただ、その台湾一周の際、台湾東海岸が駆け足になってしまったことに悔いが残っていた。
台湾東海岸は西海岸に比べると、高速鉄道もなく、アクセスしづらいところがある。
書店で台湾のガイドブックを見ても、東海岸についての記述が一切なかったりするものがある…。

今回はそんな台湾東海岸をのんびりと旅してみようということなのである。
この名所を見てみよう!みたいな計画も特にない。
朝早くから町歩きをするような気合いもない。眠いときは眠る。
食事は屋台で売られているものを適当に食べ歩く。宿の部屋でカップ麺でもいい。
そのくらいの意気込みである。
宿については、渡航前に予約はしておいたけれども。

旅程はざっとこのような感じとなった。
のんびりと行っている割には、相変わらず移動ばかりであるのに我ながらあきれてしまう。
1月3日(木) 成田 → 台北 → 花蓮
1月4日(金) 花蓮 → 台東
1月5日(土) 台東 → 宜蘭 → 礁渓温泉
1月6日(日) 礁渓温泉 → 平渓線 → 台北
1月7日(月) 台北 → 成田

第3ターミナル
成田空港第3ターミナル

搭乗したのはバニラエア。JW103便である。バニラエアの利用は初めてである。
バニラエアが使用しているターミナルは成田第3ターミナル。これも私は初めてのところであった。
JW103便は午後0時40分成田発であるが、私は午前9時過ぎには第3ターミナルに到着してしまった…。
今回は所沢駅東口を午前7時に出発する成田空港行きのリムジンバスを利用し空港に向かった。
時刻表では午前9時55分に第3ターミナルに到着することになっているが、だいぶ早い到着となった。

もっと遅い時間のバスに乗ればいいのではないか?と思われるかもしれない。
しかし、この次に所沢を出る成田行のバスでは第3ターミナル到着は午後2時25分。
これに乗ってしまっては渡航できずに終了である…。
もちろん、無理矢理バスを使うこともない。電車で行けば適当な時間に空港に到着できる。
でも、正月休みの怠けきった身に、電車は乗り換えしたりなんだかんだでかったるいのであった…。
そんなわけで私は第3ターミナルで時間を持て余した…。

早く到着しすぎてしまい、カウンターでも搭乗手続きが始まる様子がない。
第3ターミナルには大きなフードコートがあったが、何か食べようにもスーツケースがじゃまである。
スーツケースを引きずったまま、フードコートでトレーを持って動くのは至難の業である。
コインロッカーを利用し手ぶらになればいいかもしれないが、そのために銭を徴収されるのが悔しい。
結局、チェックイン開始時刻まで右往左往。フードコートでの食事もお預け。
私は早くも疲れてしまった…。このあたりひとり旅のつらいところである…。

チェックインが開始され、ようやくスーツケースを預けると、私はフードコートでうどんを調達。
席を探すがその頃はお昼近くであり、席はかなり埋まっていた。
ようやく若者の集団の脇にひとつ空席を見つけ、せわしなくうどんを啜ったのであった…。
出国については「顔認証システム」である。
パスポートの顔写真ページを機械が読み取り、実際の顔面と照合。同一人物と判定されればゲートが開く。
昨年11月の「記事を連載する気が失せた旅」でも私は「顔認証システム」を経験済みである。
「顔認証システム」ではパスポートにスタンプを押してもらえない。
審査官にお願いすればスタンプを押してもらえるので、これを押してもらい出国。フライトを待った。
第3ターミナルはLCC専用のターミナルということで、やはりなんだか寂しいところだったなあ…。

ビール
ようやく飲んでます
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台湾到着 [2019台湾東部の旅]

2019年1月3日(木) 午前11時59分 成田空港

成田空港

だいぶ暇な時間を過したが、ようやくフライトが近づいてきた。
LCCということもあり、搭乗口からバスで飛行機の近くまで行き、タラップを上って機内へ入る。
とても風が強かった。一刻も早く機内に入りたかった…。
フライトであるが、LCCであるから、機内食もなければ、機内エンターテインメントもない。
まあ、4時間ほどのフライト時間であるから我慢はできる。
しかし、入国書類を記入するための筆記具も100円で販売しているのは徹底している。
筆記具なんて、入国前のエリアに置いてあってそこで記入できるのに。買う人はいるのだろうか…。

バニラエア
JW103便

台湾桃園国際空港第1ターミナルにはほぼ定刻に到着。預けていたスーツケースもすぐに出てきた。
他の乗客に先駆けて荷物が出てきた優越感に浸りながら、まずは台北駅に移動をする。
以前は台湾桃園国際空港から台北駅への移動にバスを利用したけれども、今はMRTができた。
この桃園空港と台北駅を結ぶMRT(Mass Rapid Transit)は延期に次ぐ延期でなかなか開業しなかった。
それが2017年、ついに開業していたのだった。
MRTは15分に1本の割合で運行していて、快速に乗れば約35分で台北駅に到着。
これは時間が読めて嬉しい。ということで私はMRTの乗り場へ…。

桃園空港
桃園空港到着

さて、台湾旅行の際に所持していた方がよい悠遊卡(ヨウヨウカー)というものがある。
これはチャージ式のICカードで日本のSuicaやPasmoみたいなカードなのである。
私は、以前台湾を旅した際にこの悠遊卡を手に入れていた。
しかし、これは最終チャージから2年経つと使用できなくなるもので、もう使用できなくなっている。
というわけで、私は再び悠遊卡を手に入れておく必要があった。

悠遊卡はどこで売っているのか知らん。とMRTの乗り場に着くと、普通に駅窓口で売っていた。
駅員さんも日本語で説明してくれる。カード自体の金額は100元。これに400元をチャージしてもらう。
「このカードは20年間使えます」とのことである。
どうやら悠遊卡の2年という有効期限のしばりは廃止されたようである。
それにしても20年…。私は○○歳になってしまっていますよ…。

MRTのホーム
MRTのホーム

さっそくこの悠遊卡を利用してMRTの駅構内へ。台北駅までは150元。
車内の座席は埋まっていて座れなかった…。扉の脇に立ち、車窓からの景色を眺める。
なんだかシャルル・ド・ゴール空港からRERのB線に乗ってパリ中心部に移動する感覚を思い出した。

台北駅到着
台北駅到着

台北駅には午後5時半過ぎに到着。地下道をしばらく歩いて駅中央の大きな吹き抜けへ。
これから台北駅から花蓮駅へ列車で移動するわけだが、実は乗車券は既に予約をしている。
渡航前にインターネットで予約をしていた。
予約をしなくても乗車できるのかもしれないが、席をちゃんと確保して安心をしておきたかったのだ。
予約完了の紙を持参し窓口へ向かった。
窓口の職員はまだ若い女性だったが、こちらも日本語で応対してくれて乗車券と引き替えてくれた。

台北駅
台北駅

花蓮へは台北駅を午後6時30分に出発する普悠瑪号で移動をする。花蓮駅到着は午後8時32分の予定。
計画段階では、この列車で台東まで一気に行ってしまおうかとも考えたが、台東駅到着は午後10時32分。
台東駅は市内中心部から離れていることもあり、これではいかにも時間が遅すぎる。
まあ初日は花蓮までで勘弁してやろうということになったのだった。
腹が減ってきた。車内で弁当を食べようと「臺鐵便當本舗 2號店」で80元の弁当を購入。
あとは台湾ビール。これをコンビニで調達し(35元)、4Aのホームへ向かった。

臺鐵便當本舗
臺鐵便當本舗
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花蓮到着 [2019台湾東部の旅]

2019年1月3日(木) 午後6時26分 台北駅

列車到着
普悠瑪号

普悠瑪号が4Aのホームに入線してきた。
指定された席は窓側。車窓からの景色が楽しめるわけだが、もう夜だから暗いばかりである。
車内は満席というわけではなく、私の隣の座席には最後まで誰も乗って来なかった。
発車するや私は購入した弁当を平らげた。食べ終わると眠くなってきた…。
花蓮駅までは台北駅から2時間もかかるわけだが、うとうとしていたせいか時間を感じなかった。

弁当
弁当と台湾ビール

8年ぶりの花連駅である。
乗車券を記念に持ち帰るため、改札前で証明となるスタンプを押し、駅員に提示して改札を出る。
宿は駅に近いところを予約してあるのだが、場所をいまいち把握していなかった。
台湾ではコンビニでwi-fiが繫がるらしいから、それを利用してスマートフォンで確認すればいいだろう。
ちなみに台湾のwi-fiは外国人向けの無料サービスがあるようだが、これは事前登録が必要。
私は何もしていなかった…。まあ、コンビニでwi-fiに繫がるんだったらそれでいいだろう。

花蓮到着
花蓮駅到着

8年前①
8年前の花蓮駅(2011年8月20日)

駅を出たすぐのところにセブンイレブンがあった。
さっそく入店してwi-fiの状況を確認してみる。
…。繫がらない…。
まあいい。宿のだいたいの場所はわかっているつもりである。その方向に歩き出す。
こういうわかったつもりでいるのが良くないのである。程なく不安になった。
別のコンビニに入り、再びwi-fiの状況を確認してみる。
…。やはり繫がらない…。

花蓮駅前
花蓮駅前

私はスマートフォンに表示される漢字と格闘しながら、適当に操作を続けた。
すると、操作方法が正しいのかどうかよくわからないが、どういうわけだかwi-fiに繫がった。
すぐさまgoogleで宿の場所を確認。コンビニを出た。当然wi-fiも切れる。
だが、いったん宿の場所を頭に入れてしまえばこちらのものである。
数分で予約していた宿の場所に辿り着いた(コンビニのwi-fiも事前登録が必要とのこと)。

宿の部屋
宿泊した部屋。回然慢時旅居というところで1泊5000円ちょっとだった

宿に辿り着くことばかりを記していたが、花蓮に到着してひとつ驚いたことがあった。
駅舎がリニューアルしていたのである。
波打った屋根が印象的なモダンな駅舎であった。8年前はもっと素朴な感じの駅舎だった。
真っ暗で気づかなかったが、むかしの駅舎はよく見ると新駅舎に向かって左側にひっそり建っていた。
新しい駅舎は2018年10月から利用開始となったそうで、まだできたてなのであった。

新しい花蓮駅
花蓮駅

8年前②
以前の花蓮駅

さて、宿にチェックインした私。時刻は午後9時過ぎである。
このまま就寝でもよかったけれど、やはり台湾といえば夜市でしょう。
ここ花蓮にも花蓮東大門國際觀光夜市というのがある。ちょっと足を伸してみることにした。
駅周辺から夜市のある辺りまでは2キロほど離れているだろうか…。ぶらぶらと歩いて行った。
後日向かう台東もそうなのだが、花蓮は駅から市街中心部まで距離がある。
これは台湾東海岸の旅の難易度を上げている?要因のひとつであるかもしれない。

なんだこれは
なんだこれは
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