急ぎ足でインスブルック [2010欧州5ヶ国の旅]
2010年4月30日（金）、現地時間 午後2時15分、インスブルック ホテル Goldener Adler
私が注文したビェールは、どうやら"Zwickl"という名のビェールであるらしかった。
ビェールばかり飲んでいる私ではあるが、飲んでいるだけで、ビェールに関する知識はあまりない。
従って、"Zwickl"というビェールの名など私は知らなかったのである。
とりあえず写真には収めたが、これは、日本で飲むものとは色が濃くて違う気がしますな…。
日陰で撮影したこともあるのだろうか。卵黄をイメージさせるような色で写真に写っている。
私は何だか映画「ロッキー」でスタローンが生卵を飲み干すシーンを思い浮かべてしまった…。
（左）文豪ゲーテゆかりの宿"Goldener Adler"
（右）出てきたビェール Zwickl 0.5l 3.60ユーロ
この"Zwickl"というビェールであるが、これはここオーストリアのビェールであるらしく、
「濁りビェール」であるということらしい。濁っているからこんな色で写っているのか…。
何で濁っているかというと、酵母を濾過していないからということらしく、確かに濃厚な味だった。
以上、濁り云々については今調べました。文章も「～らしい」ばかり。勉強が足りませんね…。
さて、この"Zwickl"といっしょにオーダーしたのはカルパッチョである。比較的安いのでこれにした。
生ハムにモッツァレラとパルミジャーノ。何かの揚げた皮が中央にちょこんとありかわいらしい。
Carpaccio klein 8.90ユーロ
この食事を終えると、時刻は午後3時10分前。この街に滞在できる時間は、あと1時間30分ほど。
何だかこれでは私はインスブルックに昼食を取りに来ただけのようであるな…。
しかし、私はこの日の最終目的地へ向かうことの楽しみでいっぱいなのであり、後悔の念は無い。
とりあえず、残された時間でインスブルックの取材だ。旧市街界隈ならば観るところはいっぱいある。
まあ、それらをじっくり見て歩くことはもはや不可能ではあるが、1、2か所くらいならば。どうしよう？
ここはやはり、インスブルックのシンボル「黄金の小屋根」の中に入ってみることにするか。
（左）黄金の小屋根 マクシミリアン1世は広場で行われる行事をここから見物した
（右）黄金の小屋根前の広場
「黄金の小屋根」の前は記念写真を撮る人でいっぱいであったが、中に入ろうとする人は皆無だ。
おかしい。内部は博物館として公開しているはずなのに。私は恐る恐る、中に入り階段を上がる。
その先に受付があったが、髪が紫色のおしゃれなおばさんがそこでパンを食べていた。
私の姿を見ると、あわててパンをしまい口に手を当てモゴモゴしている。お茶目なおばさんである。
おばさんに4ユーロの銭を払いティケットを購入。同時に英語のオーディオ・ガイドを勧められた。
日本語のオーディオ・ガイドは無いのか？と尋ねたところ。残念ながら無いとのことであった。
インスブルックの街並み
内部であるが、やはり私以外に来訪者はいない。こりゃおばさん暇でパンでも食いたくなるでしょう。
展示は鎧とかマクシミリアン1世の肖像画とかがあったが、ここには来なくてもよかったかな…。
博物館内部は写真撮影禁止なので写真もありません。簡単に展示室を回って外に出てきた。
この時点で、インスブルック滞在時間はいよいよ1時間ちょっとである。
駅には余裕を持って戻っておきたいから、本当に時間が無い。王宮とかにも行きたかったが断念。
それでは、ゆっくりとマリア＝テレジア通りを通って、駅の方へ引き返してゆくことにしよう。
マリア＝テレジア通り
その途中、左手に"SWAROVSKI"の文字が。ここはクリスタルで有名なスワロフスキーのお店。
スワロフスキーの本拠はここインスブルックとのこと。ちょっとお店を覗いてみることにした。
あわよくば気に入った品を購入しようか。とも考えていたのであるが、やっぱりお高いですな。
キーホルダーの類ならば、お手頃価格で購入できるが、結局使わないと思うので、何も購入せず。
お店の階下は展示室になっていて、白を基調としたメルヒェンな展示がされている。入場は無料。
外は日差しが強く結構暑かったが、ここに来ると氷の世界に来たようで、ひんやりと涼しくなった。
（左）スワロフスキーのお店
（右）お店の階下にある展示
メルヒェンな展示
涼しくなってください…
スワロフスキーを出て、マリア＝テレジア通りをずっと南下して行くと、一番端に凱旋門があった。
そして、その凱旋門の向こうにはちょうど通りの延長線上にスキー・ジャンプ台が見える。
オリンピックで使用したものだろうか？このジャンプ台は中央駅のホームからもよく見えた。
ぶらぶらと中央駅に戻って来ると午後4時前。インスブルックはいつも以上に急ぎ足になったな…。
さあ、次の目的地は？えー。次は西へ進路をとり、フェルトキルヒという町へ向かうのですが…。
その途中。私は列車内でとてもとても恥ずかしい目にあってしまうのでありました…。
マリア＝テレジアが息子レオポルトの結婚記念に造らせた凱旋門
私が注文したビェールは、どうやら"Zwickl"という名のビェールであるらしかった。
ビェールばかり飲んでいる私ではあるが、飲んでいるだけで、ビェールに関する知識はあまりない。
従って、"Zwickl"というビェールの名など私は知らなかったのである。
とりあえず写真には収めたが、これは、日本で飲むものとは色が濃くて違う気がしますな…。
日陰で撮影したこともあるのだろうか。卵黄をイメージさせるような色で写真に写っている。
私は何だか映画「ロッキー」でスタローンが生卵を飲み干すシーンを思い浮かべてしまった…。
（左）文豪ゲーテゆかりの宿"Goldener Adler"
（右）出てきたビェール Zwickl 0.5l 3.60ユーロ
この"Zwickl"というビェールであるが、これはここオーストリアのビェールであるらしく、
「濁りビェール」であるということらしい。濁っているからこんな色で写っているのか…。
何で濁っているかというと、酵母を濾過していないからということらしく、確かに濃厚な味だった。
以上、濁り云々については今調べました。文章も「～らしい」ばかり。勉強が足りませんね…。
さて、この"Zwickl"といっしょにオーダーしたのはカルパッチョである。比較的安いのでこれにした。
生ハムにモッツァレラとパルミジャーノ。何かの揚げた皮が中央にちょこんとありかわいらしい。
Carpaccio klein 8.90ユーロ
この食事を終えると、時刻は午後3時10分前。この街に滞在できる時間は、あと1時間30分ほど。
何だかこれでは私はインスブルックに昼食を取りに来ただけのようであるな…。
しかし、私はこの日の最終目的地へ向かうことの楽しみでいっぱいなのであり、後悔の念は無い。
とりあえず、残された時間でインスブルックの取材だ。旧市街界隈ならば観るところはいっぱいある。
まあ、それらをじっくり見て歩くことはもはや不可能ではあるが、1、2か所くらいならば。どうしよう？
ここはやはり、インスブルックのシンボル「黄金の小屋根」の中に入ってみることにするか。
（左）黄金の小屋根 マクシミリアン1世は広場で行われる行事をここから見物した
（右）黄金の小屋根前の広場
「黄金の小屋根」の前は記念写真を撮る人でいっぱいであったが、中に入ろうとする人は皆無だ。
おかしい。内部は博物館として公開しているはずなのに。私は恐る恐る、中に入り階段を上がる。
その先に受付があったが、髪が紫色のおしゃれなおばさんがそこでパンを食べていた。
私の姿を見ると、あわててパンをしまい口に手を当てモゴモゴしている。お茶目なおばさんである。
おばさんに4ユーロの銭を払いティケットを購入。同時に英語のオーディオ・ガイドを勧められた。
日本語のオーディオ・ガイドは無いのか？と尋ねたところ。残念ながら無いとのことであった。
インスブルックの街並み
内部であるが、やはり私以外に来訪者はいない。こりゃおばさん暇でパンでも食いたくなるでしょう。
展示は鎧とかマクシミリアン1世の肖像画とかがあったが、ここには来なくてもよかったかな…。
博物館内部は写真撮影禁止なので写真もありません。簡単に展示室を回って外に出てきた。
この時点で、インスブルック滞在時間はいよいよ1時間ちょっとである。
駅には余裕を持って戻っておきたいから、本当に時間が無い。王宮とかにも行きたかったが断念。
それでは、ゆっくりとマリア＝テレジア通りを通って、駅の方へ引き返してゆくことにしよう。
マリア＝テレジア通り
その途中、左手に"SWAROVSKI"の文字が。ここはクリスタルで有名なスワロフスキーのお店。
スワロフスキーの本拠はここインスブルックとのこと。ちょっとお店を覗いてみることにした。
あわよくば気に入った品を購入しようか。とも考えていたのであるが、やっぱりお高いですな。
キーホルダーの類ならば、お手頃価格で購入できるが、結局使わないと思うので、何も購入せず。
お店の階下は展示室になっていて、白を基調としたメルヒェンな展示がされている。入場は無料。
外は日差しが強く結構暑かったが、ここに来ると氷の世界に来たようで、ひんやりと涼しくなった。
（左）スワロフスキーのお店
（右）お店の階下にある展示
メルヒェンな展示
涼しくなってください…
スワロフスキーを出て、マリア＝テレジア通りをずっと南下して行くと、一番端に凱旋門があった。
そして、その凱旋門の向こうにはちょうど通りの延長線上にスキー・ジャンプ台が見える。
オリンピックで使用したものだろうか？このジャンプ台は中央駅のホームからもよく見えた。
ぶらぶらと中央駅に戻って来ると午後4時前。インスブルックはいつも以上に急ぎ足になったな…。
さあ、次の目的地は？えー。次は西へ進路をとり、フェルトキルヒという町へ向かうのですが…。
その途中。私は列車内でとてもとても恥ずかしい目にあってしまうのでありました…。
マリア＝テレジアが息子レオポルトの結婚記念に造らせた凱旋門
Facebook コメント
りんこうが行った国
美味しそうなお料理ですね～
濁りビェールもコクがあって呑み応えありそう♪
スワロフスキーの展示、オシャレですねー
とても幻想的で素敵です。ヾ(￣ー￣)ゞ
おおっ！！
列車の中でいったい何が・・・((o(^-^)o))ワクワク
by りゅう (2010-07-20 23:13)
スワロフスキーのお店、中は別世界のようですね（’’）
たぶん何も買えないと思うのですが（笑）
夢見に行きたいです。
by Pace (2010-07-20 23:38)
SWAROVSKIの店舗、
さすがに気品漂うって感じですね。
by ぷーちゃん (2010-07-21 11:01)
この先がとても気になりますねぇ。
濁りビール、美味しかったですか？
オーストリアのビールはあまり知りません。
Wikipe.の説明によるとこれはビール酵母を濾過せず、
炭酸発酵する前に飲ますようです。受け売りでした。
ビーズやラインストーンで有名な人気のスワロフスキーですね。
輝きがやはり他のラインストーンなどと異なりますね。
暇な博物館の管理人さんに捕まるとたいへんな予定変更を強いられる
ことになります…なりました。
by orange (2010-07-21 22:45)
古都インスブルックは雰囲気がある街ですね。
>Carpaccio klein
小さなカルパッチョ！
以前ウィーンで普通に一人前を頼んだら大変なことになったことを思い出しました。
小さいので十分ですね。
by nyankome (2010-07-21 23:47)
Zwicklはビールの銘柄ではなくスタイルですね。
生酵母が濾過されず生きてるから濁ってって、
おそらく小麦麦芽が使われてて、小麦は殻がないので
酵母が濾過されません。ヴァイツエン、ベルギー風に言えば
ホワイトビールに近いのではないでしょうか。
味はどうでしたか？
by aranjues (2010-07-22 18:38)
さすがスワロフスキーですね☆お素敵です！
見入ってしまいそうです＾＾
by kuwachan (2010-07-22 19:11)
りゅうさん、こんにちは！
ビェールも日本と違いいろんな種類のものがあって楽しめますね。
インスブルック近郊にはスワロフスキーのテーマパークもあるようです。
Pace さん、こんにちは！
やっぱり高いですよね。僕はのんきに記念に何か買おうか？
とか考えていたのですが、さすがに財布のひもは開きませんでした。
ぷーちゃんさん、こんにちは！
もう日本は暑くてかないませんね…。
この写真で少しは涼しくなっていただけましたでしょうか…。
orange さん、こんにちは！
解説ありがとうございました。
最初のケーキみたいなスワロフスキーの展示は、
よく観ると鹿かなんかのクリスタルでいっぱいなんです。豪華ですね。
取材先ではけっこう人が入っていない記念館もありますね。
管理人につかまらないように気をつけます…。
nyankome さん、こんにちは！
klein は「小さな」というような意味ですね。
「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」の「クライネ」と同じですね。
もう小さくてもこれで十分の量でした！
aranjues さん、こんにちは！
さすが、aranjues さんですね。とても勉強になりました。
これからもビェールは登場しますんで、いろいろ教えてください。
確かにホワイトビェールに近かったのかもしれません。
kuwachan さん、こんにちは！
メルヒェンですよね～。
ただ、私の写真がへたくそで…。申し訳ありません…。
dora さん、Mineosaurus さん、ほりけんさん、haru さん、
Studio-Oz さん、らいち。さん、りぼんさん、Taeko さん、heitan さん、
kurakichi さん、ritton2 さん、めぇさん、whitred さん、塩さん、
kohtyan さん、Bonheur さん、江州石亭さん、遊垣晴香さん、
kazukazu さん、桔梗之介さん、アマデウスさん、PENGUING さん、
kakasisannpo さん、キナコさん、ぼんぼちぼちぼちさん、dorobouhige さん、
Julia さん、toshi さん、nougyoujin さん、yukitan さん、mami さん、
pace さん、miffy さん、movielover さん、yk2 さん、girasole さん、
nice! ありがとうございます！
by りんこう (2010-07-24 16:24)