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映画「おくりびと」のロケ地を訪ねて~酒田市編~ [旅]

いよいよ佳境に入ってきた中欧旅行記ですが、ちょっとお休み。
8月11日に映画「おくりびと」のロケ地めぐりをしてきたので、今回はその時のおはなし。
この映画は山形県でロケされたということで、秋田に帰省したついでに行ってきたのだった。
まずは酒田市編。酒田駅に到着したりんこう。てくてく市内を歩きだした…。

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酒田駅前に来たりんこう

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酒田駅内にあった「おくりびとコーナー」

汗を拭きながら、駅から2キロほど歩いただろうか。石畳の路が現れた。
駅で入手したロケ地マップで確認すると、ここもロケに使われたようである。
この風景は確かに映画に登場した記憶がある。でもワンシーンだけだったかな…。
この石畳の路のすぐ近くにやはり映画に登場した「港座」がある。こちらはよく憶えている。
ここ「港座」は主人公大悟が「納棺の手引き」のモデルにされてしまった場所なのだった…。

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日吉町の石畳

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「港座」の前にやって来たりんこう

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「港座」で「おくりびと」の上映があるらしかった

この地点からちょっと歩けばロケ地めぐりの「目玉」とでもいうべきあの異様な建物がある。
「旧割烹木幡」。映画では「NKエージェント」として登場する。「NK」は「納棺」の「NK」。
私はこの建物の前で記念写真を取れればそれでいい。というくらいの気持ちで訪れたのだが、
なんと、この「NKエージェント」。内部を公開していたのだった。
「協力金」として100円を支払えば内部に入ることができるのだ。

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前方左に一風変わった建物「旧割烹木幡」が現れた。ここが「NKエージェント」

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「NKエージェント」にやって来たりんこう

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主人公大悟の足跡?

「おくりびと」がアカデミー賞外国語映画賞を受賞した時にニュースで見たのだが、
アカデミー賞受賞時はこの建物、確か内部は荒れ果てていたはずである。
そこを観光のためにいかに整備していくか。地元の人が話し合っていた映像を憶えている。
私がここを訪れた時はアカデミー賞受賞から約半年経っていたのだが、
内部は見事に整備されていたのだった。あちこちに配された小道具が嬉しい。
ではその内部の写真をご覧いただこう。

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映画で実際に使われた重要な「石ころ」

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映画内のあるシーンでここが登場。そのシーンは実際にここでロケしたそうです

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「NKエージェント」の事務所
事務所のシーンはここでロケされたわけではないようですが、忠実に再現されています

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「NKエージェント」社長の部屋

「NKエージェント」から出てきて、すぐそばの日和山公園をちょっと散策。
すると、ちょうどお昼となったので、「川柳」というお店でワンタン麺をいただいた。
そして、おなかいっぱいとなったところで、酒田駅の方へ引きかえしてゆく。
酒田駅に戻る際は、やはり映画に登場した中通り商店街を通ったのだが、
ここは典型的なシャッター通り…。やはり地方は厳しいですねえ…。
というわけで酒田市編は終了。次回は鶴岡市編です。

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日和山公園からの眺め

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「NKエージェント」入場の際には、これがもらえます…
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りゅう

なんで足を開いて振り向き写真?と思ったら、
そーゆーことだったんですね~ヾ( ̄ー ̄)ゞ
by りゅう (2009-08-30 13:14) 

りんこう

りゅうさん。こんばんは!
めちゃめちゃキャメラ目線ですよね…。
この建物はすごいですよね。廃墟といった感じがしますが…。
よく残っていました。この映画のために残されていたかのような気さえします。
by りんこう (2009-09-01 19:53) 

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