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ストラスブールでの昼食 [2014-15欧州3ヶ国の旅]

2014年12月30日(火) 午前11時49分 ストラスブール駅

ストラスブールで
ストラスブールで

1泊した"Ibisホテル"をチェックアウトし、"Appart’City Strasbourg Centre"へ移動。
ようやくほっとした私であるが、外に出るとホテルの前であるおっさんに話しかけられた。
どこから来たの?というので、日本から来た旨伝えると、「私はカラテをやっていた」と言う。
変なポーズをして、カラテ経験者であると主張するのだが、どうみてもこれはウソだろう…。
別れ際、「駅はどっちですか」と訊ねると、さみしそうに「知らない」と答えたおっさん。
いったい何がしたかったのであろうか…。

ストラスブール駅
ストラスブール駅

さて、私はストラスブール駅にやってきたのである。
今日の午後はちょっとコルマールという町をぶらぶらしてみようと思うのだ。
ストラスブールからパリに移動するのは明日(12月31日)の夕刻である。
だから、ストラスブールに関しては明日もまだ取材はできる。
今日は違う町に行ってみようということで選んだのがコルマール。
ここもクリスマス・マーケットが有名な町ということだ。

駅の中
駅の中

コルマールはストラスブールから列車で30分ほどであるという。
駅に行ってみると、どうもコルマール行きの列車はまたもや遅れているらしい…。
私はコルマールに行ってから昼食をとろうと考えていたのだが…。
仕方がないので、今のうちにストラスブールで昼食をとってしまうことにした。
前回(2010年)にストラスブールを訪れた際は、駅でクロワッサンを買って食べた。
別にそれでもいいのだけれど、今回はちょっとお店に入って何かを食してみたかった。

駅前
駅前

とは言え、毎度のことだけれど、ひとり旅では食事が困るのである。
どこかお店に入って…というのはひとりではなかなか入りづらいものである。
特にヨーロッパではそうである。東南アジアとかではそんなでも無いのだが。
結局、駅前広場からキュヌ通りに入り、そこで見つけた一軒のレストランに入った。
"S'Zwilling Stuebel"という伝統料理のレストラン。入りやすかったのでここにした。
店頭に掲げられた黒板を見ても、割とお手頃価格のようであった。

S'Zwilling Stuebel
食べたところ

入ってみると、おっさんが何人かひとりで食事を楽しんでいた。
地元の人ばかりのようで、外国から来たと思しき人間は私一人である。
店のマダムは中国系の人のようで、その息子と思しきハーフ顔の青年が手伝っている。
マダムがメニューを持ってきたが、よくわからぬので適当にアントレを注文。
メインはシュークルートである。シュークルートであればわかる。
数種のソーセージ、豚肉、そしてザワークラウトが煮込まれたこのあたりの伝統料理である。
これとグラスワインを注文して、締めて28.50ユーロ。これは良心的な値段だろう。
このレストランは「当り」だったと思う。今回の取材の中でもおいしかったところだと思う。

前菜
前菜 8ユーロ

マダムは食事中の地元のおっさん達と親しげに話をしている。常連の客であろう。
私にも話しかけてくる。どこから来たの?だとかフランス語で話しかけてくる。
この旅に至るまでの1年半の間、私は少々フランス語をかじったこともあって、何とかわかった。
日本から来たと答えると、今度はマダム。東京の人口はどれくらいなのかと訊ねてきた…。
これはいきなり高度な質問ではないか…。この質問に私は答えを詰まらせてしまった…。
何万人いるかということをフランス語で表現できなかったということもある…。
しかし、それ以前に東京はどれくらいの人口だったか…。それが既に不確かなのであった…。
私はマダムのこの質問を適当にはぐらかすことになったが、楽しい食事ができた。

シュークルート
シュークルート 18ユーロ

上機嫌で駅に戻り、電光掲示を見ると、もうすぐコルマール行きの列車が出るようだ。
クレジットカードを使って券売機で乗車券を購入し、ホームへ向かう。万事順調である。
やってきた列車も雪景色の中を何事も無く走り、コルマールには40分弱で到着した。
ではでは、コルマールのクリスマス・マーケットに向うことにする。

車窓から
コルマールに向かう車窓から
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コメント 9

mimimomo

おはようございます^^
外国の列車は日本の感覚でいると戸惑いますよね。日本は一秒だって遅れないように配慮されているから^^
前菜が美味しそうです。
by mimimomo (2015-07-09 08:37) 

PopLife

英語ならまだしも…
ではまた、
ありがとうございました。
by PopLife (2015-07-09 09:33) 

coco030705

おはようございます。
美味しいご飯にありつけるとホッとしますよね。よかったですね。
やっぱり英語だけで通じるところはヨーロッパでは少ないですね?
by coco030705 (2015-07-09 09:49) 

desidesi

シュークルートって、食べたこと無いけど
ザウアークラウトを使ったポトフみたいなものなのかな〜♪ (๑◔‿◔๑)
(本場のザウアークラウトの味もよくわからないんですけど)
by desidesi (2015-07-09 10:23) 

carotte

私もりんこうさんと同じように人口を聞かれて答えにつまった経験があります。日本では人口ってあまり気にしませんが、あちらの人はわりにすらすら出てきますね〜。
by carotte (2015-07-09 13:59) 

Silvermac

ブログURL下記になりました。宜しくお願いします。
http://ryofu2.blog.so-net.ne.jp/
by Silvermac (2015-07-09 18:33) 

かささぎ

シュークルートにアルザスワイン…実に羨ましい昼食ですね。
でもボリュームもなかなか凄そう?
コルマールの記事も楽しみです(^^)
by かささぎ (2015-07-09 21:34) 

サンダーソニア

どの情景も カッコイイ旅の一シーンと言う感じです。
by サンダーソニア (2015-07-09 22:03) 

りんこう

mimimomo さん、こんばんは!
あと、アナウンスがないのが大きな違いだと思いますね。
逆に言うと、日本はアナウンスし過ぎのような気がしないでもありません。
うるさく感じる時があるんですよ。

PopLife さん、こんばんは!
もうすっかりフランス語の勉強しなくなってしまいました。
一時期、ものすごいやっていたのですが。旅に行くという目標があったからでしょうか。

coco030705 さん、こんばんは!
観光地であれば、フランスでも英語はかなり通じると思います。
でも、あえてフランス語を使うようにしてみました。
そのほうが印象がいいでしょうし。せっかく勉強したんだし。

desidesi さん、こんばんは!
僕もシュークルートというのは前回ストラスブールではじめて食べたのです。
その時にこのシュークルートという名前も知りました。
ザワークラウトのことをアルザスではシュークルートというのだそうです。
そしてソーセージやお肉が付け合わせで出てくるのです。

carotte さん、こんばんは!
ああ。そうなんですね。よく人口の話題になるのですか。
天気の話をするような感覚?なんでしょうか。
今度はちゃんと人口のこと覚えて行かないと…。

Silvermac さん、こんばんは!
ご連絡ありがとうございます。またよろしくお願いします!

かささぎさん、こんばんは!
そうですよね。お昼から食べ過ぎの感があります。
何回か後に、この日の夕食の記事が出てくると思いますが…。
そのギャップをお楽しみいただければと考えていますので、お楽しみに!

サンダーソニアさん、こんばんは!
ありがとうございます。写真はうまいわけではないですがいっぱい撮りました。
これからもどんどん紹介できればと思っております。
by りんこう (2015-07-09 22:19) 

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