ブレッド湖へ [2015中欧3ヶ国の旅]
2015年12月27日(日) 午後0時45分 スロヴェニア共和国 リュブリャナ
リュブリャナで
City Hotelでスーツケースを受け取り、リュブリャナ駅の方向に歩いて行く。
旧市街にしろ、リュブリャナの駅にしろ、徒歩圏内であるから楽である。
リュブリャナ駅はクリーム色の駅舎で、時計塔がにょきっと立っている建物である。
首都の駅ではあるけれど、街と同様、それほど大きな駅舎ではない。
さて、ここから次の目的地、ブレッド湖方面へ鉄道で向かおうと考えていたのであるが・・・。
鉄道はやめにして、バスで向かうことにしました・・・。
「海街diary」を上映していた
リュブリャナ駅
初回の記事で「鉄道の旅」と銘打った割に、いきなりバスの使用である・・・。
というのも、ブレッド湖へはバスで向かった方が便利だからである。
バスで行けば、ブレッド湖のすぐそばにあるバスターミナルまでついてしまう。
そして、そこまで行けば、予約しているホテルは目の前である。
一方、鉄道で行くとなると少々面倒で、Lesce-Bledという駅で下車しなければならない。
Lesce-Bled駅はブレッド湖から4キロほど離れたところに位置する駅である。
この駅からブレッド湖へ向かうには徒歩では大変だから、バスに乗り換えることになる。
それならば、最初からバスで行ってしまった方が楽ということである。
駅構内
リュブリャナのバスターミナルは鉄道駅のすぐ前にある。
簡素なバスターミナルであるが、行き先が上方につり下がっていてわかりやすい。
ここのチケット売り場で、ブレッド湖までの乗車券を購入。
運賃6.30ユーロの他に座席予約料というのが徴収され、合計7.80ユーロであった。
スタッフによると、次のバスは午後3時に出るらしい・・・。
今はまだ午後1時半になる前だ。まだだいぶ時間がある。
線路
ガイドブックによるとバスは1時間に1本あるみたいなことが書いてあったのだが・・・。
しかし、よく読むと「土・日は減便」とあった。今日は減便の日曜日だ・・・。
時間があるとは言っても、どこかまたぶらぶらするにはなんとも中途半端である。
駅にスーツケースを預け、旧市街に戻っても、もうしょうがないだろう・・・。
仕方がないので、チケット売り場内のイスに腰掛けてぼんやりとしていた。
バスターミナル
チケット売り場でもらったチケットというかレシートには"Peron 7"とあった。
これで「7番ホーム」というような意味だと思われる。
その「7番ホーム」にバスは出発時間の10分ほど前に到着した。
定刻に発車。車内には10人乗車していただろうか。
眠かったが、終点で降りればよいので、寝てしまっても何ら問題はない。
そんなわけで、私は車中うつらうつらとしていたのだった。
車窓からの景色を楽しむべきなのかも知れないが。
出発してすぐ、スロヴェニアのビール「Union」の工場?を通過。こういうのは写真に撮る・・・
乗車から1時間ほどで、バスはLesce-Bled駅の前まで来た。
先にも記したとおり、ここから終点ブレッド湖はもうすぐである。
少々渋滞しているようであったが、この光景を見て、私は箱根にいるような錯覚に囚われた。
これからこのバスは芦ノ湖へ向かうのではないか?
海賊船が湖に浮かんでいるのではあるまいか?
同じ湖の観光地、雰囲気も似てきてしまうのだろうか?ただの私の錯覚なんですが・・・。
ブレッド湖のバスターミナルに到着
さて、バスは無事に芦ノ湖ではなく、ブレッド湖のバスターミナルに到着。
1時間20分ほどの乗車時間であった。
バスターミナルの端のほうまで来ると、坂の向こうに予約していたホテルが見えた。
宿泊したのはHotel Astoriaというところ。1泊1万円くらいだった。
部屋でゆっくりしようと思ったけれど、さっそくブレッド湖の方へ行ってみることにした。
泊まったホテル
リュブリャナで
City Hotelでスーツケースを受け取り、リュブリャナ駅の方向に歩いて行く。
旧市街にしろ、リュブリャナの駅にしろ、徒歩圏内であるから楽である。
リュブリャナ駅はクリーム色の駅舎で、時計塔がにょきっと立っている建物である。
首都の駅ではあるけれど、街と同様、それほど大きな駅舎ではない。
さて、ここから次の目的地、ブレッド湖方面へ鉄道で向かおうと考えていたのであるが・・・。
鉄道はやめにして、バスで向かうことにしました・・・。
リュブリャナ駅
初回の記事で「鉄道の旅」と銘打った割に、いきなりバスの使用である・・・。
というのも、ブレッド湖へはバスで向かった方が便利だからである。
バスで行けば、ブレッド湖のすぐそばにあるバスターミナルまでついてしまう。
そして、そこまで行けば、予約しているホテルは目の前である。
一方、鉄道で行くとなると少々面倒で、Lesce-Bledという駅で下車しなければならない。
Lesce-Bled駅はブレッド湖から4キロほど離れたところに位置する駅である。
この駅からブレッド湖へ向かうには徒歩では大変だから、バスに乗り換えることになる。
それならば、最初からバスで行ってしまった方が楽ということである。
駅構内
リュブリャナのバスターミナルは鉄道駅のすぐ前にある。
簡素なバスターミナルであるが、行き先が上方につり下がっていてわかりやすい。
ここのチケット売り場で、ブレッド湖までの乗車券を購入。
運賃6.30ユーロの他に座席予約料というのが徴収され、合計7.80ユーロであった。
スタッフによると、次のバスは午後3時に出るらしい・・・。
今はまだ午後1時半になる前だ。まだだいぶ時間がある。
線路
ガイドブックによるとバスは1時間に1本あるみたいなことが書いてあったのだが・・・。
しかし、よく読むと「土・日は減便」とあった。今日は減便の日曜日だ・・・。
時間があるとは言っても、どこかまたぶらぶらするにはなんとも中途半端である。
駅にスーツケースを預け、旧市街に戻っても、もうしょうがないだろう・・・。
仕方がないので、チケット売り場内のイスに腰掛けてぼんやりとしていた。
バスターミナル
チケット売り場でもらったチケットというかレシートには"Peron 7"とあった。
これで「7番ホーム」というような意味だと思われる。
その「7番ホーム」にバスは出発時間の10分ほど前に到着した。
定刻に発車。車内には10人乗車していただろうか。
眠かったが、終点で降りればよいので、寝てしまっても何ら問題はない。
そんなわけで、私は車中うつらうつらとしていたのだった。
車窓からの景色を楽しむべきなのかも知れないが。
出発してすぐ、スロヴェニアのビール「Union」の工場?を通過。こういうのは写真に撮る・・・
乗車から1時間ほどで、バスはLesce-Bled駅の前まで来た。
先にも記したとおり、ここから終点ブレッド湖はもうすぐである。
少々渋滞しているようであったが、この光景を見て、私は箱根にいるような錯覚に囚われた。
これからこのバスは芦ノ湖へ向かうのではないか?
海賊船が湖に浮かんでいるのではあるまいか?
同じ湖の観光地、雰囲気も似てきてしまうのだろうか?ただの私の錯覚なんですが・・・。
ブレッド湖のバスターミナルに到着
さて、バスは無事に芦ノ湖ではなく、ブレッド湖のバスターミナルに到着。
1時間20分ほどの乗車時間であった。
バスターミナルの端のほうまで来ると、坂の向こうに予約していたホテルが見えた。
宿泊したのはHotel Astoriaというところ。1泊1万円くらいだった。
部屋でゆっくりしようと思ったけれど、さっそくブレッド湖の方へ行ってみることにした。
泊まったホテル
ロールシャッハ・テスト [2015中欧3ヶ国の旅]
2015年12月27日(日) 午後4時28分 スロヴェニア共和国 ブレッド湖
泊まった部屋
夕暮れ時、ブレッド湖の方へ坂を下りてゆく。
ブレッド湖は「アルプスの瞳」とも形容される湖なのだそうで、観光客が多数遊歩道を歩いている。
冬期は湖面が凍結し、歩くこともできるとも聞いていたが、ちっとも凍っていない。
だいたいそんなに寒さは感じない。
部屋からの眺め
湖面を歩くことができるのであれば、湖面に浮かぶ教会にも歩いて行けるかとも思ったが・・・。
「湖面に浮かぶ教会」。ブレッド湖に浮かぶブレッド島には聖母被昇天教会という教会がある。
乗り合いボートで向かうのだそうだが、今日の運行はもう終了している。
翌日、時間があれば行こうかとも考えたが、どうも運行している気配がなく、眺めるのみであった。
ブレッド湖
空は次第に濃い藍色になり、星が見え始める。
断崖の上にあるブレッド城もライトアップされ、どこをとっても絵になりそうな風景である。
私はキャメラを構え、何枚も撮影を試みた。
デジタルキャメラであるから、小さな画面ですぐに撮影画像を確認できる。
なかなか面白い写真をものにできたのではなかろうか?
そう思っていたのだが・・・。帰国後改めて確認してみると、画像はブレているではないか・・・。
デジキャメの小さな画面では目立たないが、拡大してみるとやはりブレているのだ・・・。
これらの写真。これではまるでロールシャッハ・テストである・・・。
ロールシャッハ・テスト
遊歩道では、クリスマス市の延長のような出店があり、子供向けに人形劇などもやっていた。
特に何を買うこともなく、ずっと歩いて行くと、大きなお土産屋さんがあった。
看板には日本語で「スロベニアの宝石」とある。
他にも英語、ロシア語、中国語、イタリア語、ドイツ語で同じような意味の言葉がある。
この6つの言語の内に日本語が入ってくるのに意外に思いながら入店すると、団体の旅行客。
中国から来たと思われるおばさんの団体であった。
遊歩道
人形劇
この団体客がいなくなると、嵐が過ぎ去ったように静かになった店内。
私はここでチョコレートとスロヴェニアの日本語版ガイドブック、ビールを購入した。
チョコレートは蜂蜜入りである。この国は養蜂が盛んということである。
日本語のガイドブックはなんとなく買ってしまうことがある。
この種の本は怪しげな日本語で記されていることがままあるが、これはちゃんとしていた。
ビールはホテルの部屋で飲むために買ったのである・・・。
これらをぶら下げながら、ホテルの方へ戻っていく。さて、夕食はどうしようか・・・。
お土産屋さん
ホテルに戻ると、どうもビュッフェ形式で夕食がとれるようだったのでここで食べることにした。
適当な席に座していると女性スタッフがやってきて、何やら英語で話しかけてくる。
宿泊している部屋番号を聞かれているのだろう。はて、何番だったか・・・。
あたふたしながら、部屋番号を書いてある紙片を探す・・・。カバンの中やポケットの中・・・。
私が要領を得ない回答をしたこともあり、スタッフは怪訝な顔をして向こうへ行ってしまった・・・。
ようやく紙片を見つけ出した私はすぐに女性スタッフの元に駆け寄った。
すると、女性スタッフは既にフロントで私の部屋番号を確認済みのようであった・・・。
私は自分の英語力のなさを今更嘆息しながら、ひとり夕食をとるのだった。
さて、明日はブレッド城の取材した後、列車でザルツブルクを目指すのである。
相変わらず慌ただしい取材は続く・・・。何でこんな忙しい旅をしているのだろうか・・・。
部屋に戻り、買ってきたビールを呷った後、ベッドに横になった。
食べたもの
泊まった部屋
夕暮れ時、ブレッド湖の方へ坂を下りてゆく。
ブレッド湖は「アルプスの瞳」とも形容される湖なのだそうで、観光客が多数遊歩道を歩いている。
冬期は湖面が凍結し、歩くこともできるとも聞いていたが、ちっとも凍っていない。
だいたいそんなに寒さは感じない。
部屋からの眺め
湖面を歩くことができるのであれば、湖面に浮かぶ教会にも歩いて行けるかとも思ったが・・・。
「湖面に浮かぶ教会」。ブレッド湖に浮かぶブレッド島には聖母被昇天教会という教会がある。
乗り合いボートで向かうのだそうだが、今日の運行はもう終了している。
翌日、時間があれば行こうかとも考えたが、どうも運行している気配がなく、眺めるのみであった。
ブレッド湖
空は次第に濃い藍色になり、星が見え始める。
断崖の上にあるブレッド城もライトアップされ、どこをとっても絵になりそうな風景である。
私はキャメラを構え、何枚も撮影を試みた。
デジタルキャメラであるから、小さな画面ですぐに撮影画像を確認できる。
なかなか面白い写真をものにできたのではなかろうか?
そう思っていたのだが・・・。帰国後改めて確認してみると、画像はブレているではないか・・・。
デジキャメの小さな画面では目立たないが、拡大してみるとやはりブレているのだ・・・。
これらの写真。これではまるでロールシャッハ・テストである・・・。
ロールシャッハ・テスト
遊歩道では、クリスマス市の延長のような出店があり、子供向けに人形劇などもやっていた。
特に何を買うこともなく、ずっと歩いて行くと、大きなお土産屋さんがあった。
看板には日本語で「スロベニアの宝石」とある。
他にも英語、ロシア語、中国語、イタリア語、ドイツ語で同じような意味の言葉がある。
この6つの言語の内に日本語が入ってくるのに意外に思いながら入店すると、団体の旅行客。
中国から来たと思われるおばさんの団体であった。
遊歩道
人形劇
この団体客がいなくなると、嵐が過ぎ去ったように静かになった店内。
私はここでチョコレートとスロヴェニアの日本語版ガイドブック、ビールを購入した。
チョコレートは蜂蜜入りである。この国は養蜂が盛んということである。
日本語のガイドブックはなんとなく買ってしまうことがある。
この種の本は怪しげな日本語で記されていることがままあるが、これはちゃんとしていた。
ビールはホテルの部屋で飲むために買ったのである・・・。
これらをぶら下げながら、ホテルの方へ戻っていく。さて、夕食はどうしようか・・・。
お土産屋さん
ホテルに戻ると、どうもビュッフェ形式で夕食がとれるようだったのでここで食べることにした。
適当な席に座していると女性スタッフがやってきて、何やら英語で話しかけてくる。
宿泊している部屋番号を聞かれているのだろう。はて、何番だったか・・・。
あたふたしながら、部屋番号を書いてある紙片を探す・・・。カバンの中やポケットの中・・・。
私が要領を得ない回答をしたこともあり、スタッフは怪訝な顔をして向こうへ行ってしまった・・・。
ようやく紙片を見つけ出した私はすぐに女性スタッフの元に駆け寄った。
すると、女性スタッフは既にフロントで私の部屋番号を確認済みのようであった・・・。
私は自分の英語力のなさを今更嘆息しながら、ひとり夕食をとるのだった。
さて、明日はブレッド城の取材した後、列車でザルツブルクを目指すのである。
相変わらず慌ただしい取材は続く・・・。何でこんな忙しい旅をしているのだろうか・・・。
部屋に戻り、買ってきたビールを呷った後、ベッドに横になった。
食べたもの
ブレッド城へ [2015中欧3ヶ国の旅]
2015年12月28日(月) 午前8時18分 スロヴェニア共和国 ブレッド湖
朝食
取材3日目の朝である。
朝食をとって、早々にホテルをチェックアウト。
フロントにスーツケースを預けておいて、再びブレッド湖へ繰り出す。
まだ、人影もまばらで、鴨たちが湖面をのどかに泳いでいたりして平和な風景である。
ブレッド湖
さて、私は今日も忙しく移動である。ザルツブルクへ向かわねばならない。
この移動が少々不安だったのである。
予定では次のような列車に乗車するつもりでいる。
16時13分 レスツェ・ブレッド駅 → 17時09分 フィラッハ駅
17時16分 フィラッハ駅 → 19時48分 ザルツブルク中央駅
おはよう
要するに、フィラッハ駅というところで一度乗り換えなければならないのである。
フィラッハ駅での乗り継ぎ時間は7分ある。7分あれば通常は問題ないのだが・・・。
しかし、フィラッハ駅行きの列車が遅れてしまうとなると、7分の猶予ではなんとも心許ない・・・。
渡航前、不安に駆られた私はこの路線に乗車した人のブログ記事などを読んでみたのである。
すると、この列車はよく遅れるようだった・・・。
ブレッド湖
まあ、フィラッハ駅に遅れて到着したとしても、その後、19時16分発のザルツブルク行きがある。
だから、最悪これに乗ればよいのだが、これではザルツブルク到着が21時48分となる。
それでは遅すぎる・・・。もっと早くザルツブルクには到着してホテルでゆっくりしたい。
まあ、それはまだ夕刻になってからの話である。
まずはブレッド湖。せっかくであるから、断崖に聳えるブレッド城に上ってみようではないか。
ブレッド城へ
湖畔から見上げるブレッド城。上るのはキツそうであった。
ガイドブックにも徒歩で行くとたいへんとある。
まあ、城であるのだから、防衛上簡単に上がってこられてはまずいのかも知れないけれども。
馬車を利用できるらしいが、往復で40ユーロからということで、そんな銭は払っていられない。
私は観念して、つづら折りになった山道を登っていった・・・。
何やらイベントの案内
案内の拡大。「荒れ果てた城」というのは・・・。「荒城の月」を彷彿とさせる・・・
こういうところを上る
だが、登り始めてみると、案外すぐに高さが出てきて、次第に変わっていく景色に魅了された。
城の入り口へは10分ほどで到着。額には汗がにじみ、体も温まった。
入場料は9ユーロ。長いチケットにはうっすらと1000という数字があり、1000円札のようである。
よく見てみると"Let 1000 Years"という文字で、どうもこの城は1000年の歴史があるらしい。
そういった歴史のことはよくわからぬが、テラスから見える景色は絶景であるのはよくわかる。
ブレッド城の門
印象的なのは、やはり湖に浮かぶ聖母被昇天教会。小さなモン=サンミッシェルのようである。
もっとも私はモン=サンミッシェルを訪れたことはありませんが・・・。
団体の観光客が来ないうちに、テラスで憑かれたように何枚も写真を撮ったのだった。
天気にも恵まれ、晴天の写真であるが、改めて写真を見てみると・・・。
なんだかこの景色の素晴らしさがよく伝わってこない写真である気がする・・・。
残念なのである・・・。
ブレッド城のテラスから
朝食
取材3日目の朝である。
朝食をとって、早々にホテルをチェックアウト。
フロントにスーツケースを預けておいて、再びブレッド湖へ繰り出す。
まだ、人影もまばらで、鴨たちが湖面をのどかに泳いでいたりして平和な風景である。
ブレッド湖
さて、私は今日も忙しく移動である。ザルツブルクへ向かわねばならない。
この移動が少々不安だったのである。
予定では次のような列車に乗車するつもりでいる。
16時13分 レスツェ・ブレッド駅 → 17時09分 フィラッハ駅
17時16分 フィラッハ駅 → 19時48分 ザルツブルク中央駅
おはよう
要するに、フィラッハ駅というところで一度乗り換えなければならないのである。
フィラッハ駅での乗り継ぎ時間は7分ある。7分あれば通常は問題ないのだが・・・。
しかし、フィラッハ駅行きの列車が遅れてしまうとなると、7分の猶予ではなんとも心許ない・・・。
渡航前、不安に駆られた私はこの路線に乗車した人のブログ記事などを読んでみたのである。
すると、この列車はよく遅れるようだった・・・。
ブレッド湖
まあ、フィラッハ駅に遅れて到着したとしても、その後、19時16分発のザルツブルク行きがある。
だから、最悪これに乗ればよいのだが、これではザルツブルク到着が21時48分となる。
それでは遅すぎる・・・。もっと早くザルツブルクには到着してホテルでゆっくりしたい。
まあ、それはまだ夕刻になってからの話である。
まずはブレッド湖。せっかくであるから、断崖に聳えるブレッド城に上ってみようではないか。
ブレッド城へ
湖畔から見上げるブレッド城。上るのはキツそうであった。
ガイドブックにも徒歩で行くとたいへんとある。
まあ、城であるのだから、防衛上簡単に上がってこられてはまずいのかも知れないけれども。
馬車を利用できるらしいが、往復で40ユーロからということで、そんな銭は払っていられない。
私は観念して、つづら折りになった山道を登っていった・・・。
何やらイベントの案内
案内の拡大。「荒れ果てた城」というのは・・・。「荒城の月」を彷彿とさせる・・・
こういうところを上る
だが、登り始めてみると、案外すぐに高さが出てきて、次第に変わっていく景色に魅了された。
城の入り口へは10分ほどで到着。額には汗がにじみ、体も温まった。
入場料は9ユーロ。長いチケットにはうっすらと1000という数字があり、1000円札のようである。
よく見てみると"Let 1000 Years"という文字で、どうもこの城は1000年の歴史があるらしい。
そういった歴史のことはよくわからぬが、テラスから見える景色は絶景であるのはよくわかる。
ブレッド城の門
印象的なのは、やはり湖に浮かぶ聖母被昇天教会。小さなモン=サンミッシェルのようである。
もっとも私はモン=サンミッシェルを訪れたことはありませんが・・・。
団体の観光客が来ないうちに、テラスで憑かれたように何枚も写真を撮ったのだった。
天気にも恵まれ、晴天の写真であるが、改めて写真を見てみると・・・。
なんだかこの景色の素晴らしさがよく伝わってこない写真である気がする・・・。
残念なのである・・・。
ブレッド城のテラスから