取材1日目終了 [2011バルト海沿岸5ヶ国の旅]
2011年4月28日(木)、現地時間 午後8時13分、ストックホルム郊外 森の墓地
グレタ・ガルボとの会見を果たした私は、「森の墓地」の取材を終了し、駅に戻ることにした。
とっとと帰ってしまうのはもったいないので、ゆっくりのんびりと戻って行ったわけなのだが、
その途中で私はあるプレートを発見した。そのプレートには"ERIK GUNNAR ASPLUND" とあった。
これは、ここ「森の墓地」の設計したアスプルンドのお墓ではないだろうか?
お墓というよりは記念碑のように感じられたので、判然としなかったのだけれど、
帰国後に調べたところ、どうやらこれがアスプルンドの墓碑であるらしい。
森の墓地にて。ようやく日が暮れてきた
エーリック・グンナール・アスプルンド (1885-1940) のお墓
森の墓地駅に戻ってくると、時刻は午後8時30分頃。
来るときに買った1時間乗り降り自由の地下鉄乗車券の有効時間はとうに切れている。
…。私はまた400円もする地下鉄乗車券をクレジットカードを使い購入するのだった…。
まったく乗車券の高さに閉口してしまうが、今日の取材はまだ終わらない。
私は途中、ガムラスタン駅で下車すると、夜の帳が下り始めた古い街並みを歩いてみた。
このガムラスタンのどこかで夕食をとろうと考えていたのである。
夜のガムラスタン
ガムラスタンはストックホルムの見所の一つで、「古い街」を意味するスウェーデン語であるらしい。
ストックホルム中心の小さな島の中に位置していて、その名の通り、ここに旧市街が広がっている。
ガムラスタンは宮崎駿監督の「魔女の宅急便」のモデルになった風景なのだとか…。
確かに、淡い街灯の光に照らされたガムラスタンは何処を撮影しても絵になりそうな風景である。
ただ、残念なことに私は写真撮影が下手くそなので、その魅力を画像でお伝えするのが難しい…。
さて、このガムラスタンのどこで食事をしようか?
夜のガムラスタン
ひとり旅の私は食事をするのにいつも少々苦労する。
満席の超人気店のようなところはひとりでは入りづらいし、閑古鳥が鳴いている店も当然いやだ。
その中間を狙って行かなくてはならないのである。いや、別に狙っているわけではないですが…。
今までの取材を振り返ってみても、無意識のうちにそういう中間のお店に行っていた気がする。
で、そういう入りやすそうなお店を見つけたので入ってみた。
"Zum Franziskaner"というガムラスタンの外れに位置しているお店である。
"Zum Franziskaner" お店の中
席に案内され、メニューを渡される。メニューはスウェーデン語と英語が併記されている。
まずはドリンクメニューを見て、ビェールはどこに載っているのかなあ…と見ていたら、
店員が何を飲む?と早速尋ねてきたので、どんなのがあるか知らぬが「ビェールくれ」と要求。
すると、店員はスウェディッシュ・ビェールか?と尋ねてきたので「そうである」と回答した。
スウェーデンに来たのであるから、当然スウェーデンのビェールを飲んでみたいのである。
スウェディッシュ・ビールか…。どのようなビェールがこの国にはあるのだろう?
"KOPPARBERG" というビェール。泡が少ないが… これで53スウェーデン・クローナ…
待っていると、KOPPARBERG というビェールがきた。あっさりとしたごく軽いビェール。
考えてみると、このレストランの店名にある"Franziskaner"というのはドイツ・ビェールの名である。
店員がわざわざスウェディッシュ・ビェールか?と尋ねてきて、それに同意した私だったが、
ここはドイツ・ビェールをメインに提供する店であるのかもしれなかった。
このビェールと、北欧に来たからシーフードを食べてみたいなあ。と考え、サーモンの料理を注文。
サーモンの酢漬けをオーダーすると、下の写真のような料理がきたが、多すぎて食べきれず…。
サーモンの酢漬け。付け合わせでジャガイモの料理が出てきた。171スウェーデン・クローナ…
食事を終えると、もう午後10時近く。そろそろ宿に戻らねば翌日の取材に支障を来たす時間。
しかし、地下鉄で宿付近に戻るとなると、どうせまた400円もする乗車券を買わねばならない。
そこで、私は宿の方までぶらぶらと徒歩で帰ることにした。
レストランから宿までは2キロ程だったが、路はほぼ一本道で、迷うことなく宿に戻ってきた。
この時間帯。さすがに「ひんやり」というよりも「寒い」という言葉がふさわしい気温であった…。
かくして、取材1日目終了。2日目もストックホルムを取材。そして、夕刻には早くも次の国へ!
"Zum Franziskaner" 外観
宿に戻る途中。オペラ座が見えた
グレタ・ガルボとの会見を果たした私は、「森の墓地」の取材を終了し、駅に戻ることにした。
とっとと帰ってしまうのはもったいないので、ゆっくりのんびりと戻って行ったわけなのだが、
その途中で私はあるプレートを発見した。そのプレートには"ERIK GUNNAR ASPLUND" とあった。
これは、ここ「森の墓地」の設計したアスプルンドのお墓ではないだろうか?
お墓というよりは記念碑のように感じられたので、判然としなかったのだけれど、
帰国後に調べたところ、どうやらこれがアスプルンドの墓碑であるらしい。
森の墓地にて。ようやく日が暮れてきた
エーリック・グンナール・アスプルンド (1885-1940) のお墓
森の墓地駅に戻ってくると、時刻は午後8時30分頃。
来るときに買った1時間乗り降り自由の地下鉄乗車券の有効時間はとうに切れている。
…。私はまた400円もする地下鉄乗車券をクレジットカードを使い購入するのだった…。
まったく乗車券の高さに閉口してしまうが、今日の取材はまだ終わらない。
私は途中、ガムラスタン駅で下車すると、夜の帳が下り始めた古い街並みを歩いてみた。
このガムラスタンのどこかで夕食をとろうと考えていたのである。
夜のガムラスタン
ガムラスタンはストックホルムの見所の一つで、「古い街」を意味するスウェーデン語であるらしい。
ストックホルム中心の小さな島の中に位置していて、その名の通り、ここに旧市街が広がっている。
ガムラスタンは宮崎駿監督の「魔女の宅急便」のモデルになった風景なのだとか…。
確かに、淡い街灯の光に照らされたガムラスタンは何処を撮影しても絵になりそうな風景である。
ただ、残念なことに私は写真撮影が下手くそなので、その魅力を画像でお伝えするのが難しい…。
さて、このガムラスタンのどこで食事をしようか?
夜のガムラスタン
ひとり旅の私は食事をするのにいつも少々苦労する。
満席の超人気店のようなところはひとりでは入りづらいし、閑古鳥が鳴いている店も当然いやだ。
その中間を狙って行かなくてはならないのである。いや、別に狙っているわけではないですが…。
今までの取材を振り返ってみても、無意識のうちにそういう中間のお店に行っていた気がする。
で、そういう入りやすそうなお店を見つけたので入ってみた。
"Zum Franziskaner"というガムラスタンの外れに位置しているお店である。
"Zum Franziskaner" お店の中
席に案内され、メニューを渡される。メニューはスウェーデン語と英語が併記されている。
まずはドリンクメニューを見て、ビェールはどこに載っているのかなあ…と見ていたら、
店員が何を飲む?と早速尋ねてきたので、どんなのがあるか知らぬが「ビェールくれ」と要求。
すると、店員はスウェディッシュ・ビェールか?と尋ねてきたので「そうである」と回答した。
スウェーデンに来たのであるから、当然スウェーデンのビェールを飲んでみたいのである。
スウェディッシュ・ビールか…。どのようなビェールがこの国にはあるのだろう?
"KOPPARBERG" というビェール。泡が少ないが… これで53スウェーデン・クローナ…
待っていると、KOPPARBERG というビェールがきた。あっさりとしたごく軽いビェール。
考えてみると、このレストランの店名にある"Franziskaner"というのはドイツ・ビェールの名である。
店員がわざわざスウェディッシュ・ビェールか?と尋ねてきて、それに同意した私だったが、
ここはドイツ・ビェールをメインに提供する店であるのかもしれなかった。
このビェールと、北欧に来たからシーフードを食べてみたいなあ。と考え、サーモンの料理を注文。
サーモンの酢漬けをオーダーすると、下の写真のような料理がきたが、多すぎて食べきれず…。
サーモンの酢漬け。付け合わせでジャガイモの料理が出てきた。171スウェーデン・クローナ…
食事を終えると、もう午後10時近く。そろそろ宿に戻らねば翌日の取材に支障を来たす時間。
しかし、地下鉄で宿付近に戻るとなると、どうせまた400円もする乗車券を買わねばならない。
そこで、私は宿の方までぶらぶらと徒歩で帰ることにした。
レストランから宿までは2キロ程だったが、路はほぼ一本道で、迷うことなく宿に戻ってきた。
この時間帯。さすがに「ひんやり」というよりも「寒い」という言葉がふさわしい気温であった…。
かくして、取材1日目終了。2日目もストックホルムを取材。そして、夕刻には早くも次の国へ!
"Zum Franziskaner" 外観
宿に戻る途中。オペラ座が見えた
お久しぶりでし~~^^v
訪問ありがとございまし☆
お元気でしたか?!!
また、、ボチボチといくんで、、ヨロピクでし♪~~
by ぷりん&りく (2011-05-22 03:50)
おはようございます^^
ガムラスタンはわたくしもツアーで行きました。
ちょっと良い町でしたね~
自由に食事などできないのがツアーの欠点。こう言うお店に入って
好きなものを食べるのも悪くないですね。
by mimimomo (2011-05-22 08:29)
ぷりん&りくさん、おはようございます!
こちらこそご無沙汰しておりました。
また長い取材気になりそうですが、よろしくお願いします!
mimimomo さん、おはようございます!
ガムラスタンはストックホルム観光の目玉ですからね。
小さな街でしたが、ぶらぶら歩いているだけで楽しめるところですよね。
食事はちょっと高かったかな…。
by りんこう (2011-05-22 08:37)
森の墓地の日暮れ、すてきな写真ですね。
<森の墓地」の設計したアスプルンドのお墓>
→ こういう発見は、うれしいですね。
旅慣れてらっしゃるりんこうさんは、いつもおいしそうなお店を見つける
のが上手ですね。サーモンののってるブルーの花柄のお皿は、
「ロールストランド」っていうスウェーデンのブランド。私、これのティーカップ
が気に入って、25年前に3客、伯母に買ってもらったんですよ。もうこの柄は売ってないので、余計に愛着がわいています。
by TaekoLovesParis (2011-05-22 15:47)
Taeko さん、こんにちは!
実はアスプルンドもこの森の墓地に眠っているとは聞いていたのですが、
どこに眠っているのか、詳細な情報が無かったんです。
だから、見つけられてよかったですよ。
あと、食器のことまでは気にしてませんでした。さすがTaeko さん!
僕の取材記に北欧デザインのお話はほとんど出てこないと思いますが、
こういうところにちゃんと現地の伝統的な食器が使われていたんですね。
by りんこう (2011-05-22 16:58)
夜の深まる北欧の街の雰囲気がよく伝わってきますよ。
なにはなくともビェールですね^^♬
だってzum ...と着いている時点でもうそれはドイツ語圏の
飲食店ですよね。でもスェーデン語は、ドイツ語にも近いです。
昔は4格3性あったとか、今は2格2性のようです。(格とは主格、目的格という文の中での役割)。娘は数年前、1ヶ月ほどスエーデンに住んでいました。ドイツ語にもかなり似ていると。物価が高いと嘆いておりました。
by orange (2011-05-22 19:25)
KOPPARBERG、、飲んだこと無いと思います。
正規輸入はされてるようです。一度飲んでみますが、
うすそうですね~~。
by aranjues (2011-05-23 15:22)
2キロ歩いたら、またお腹が減りますねぇ。
ジャガイモのは、サワークリームか何かであえてるのかしら。
by Inatimy (2011-05-23 21:06)
orange さん、こんばんは!
ビェールはこれからもいっぱい出てきますよ。
zum…。そうか。ドイツ語か…。こういうところで語学力の無さが露呈します。
なんせ、片言の英語だけでの道中ですからね。
物価は記事を掲載しながら再確認しているのですが、やっぱり高いですね。
aranjues さん、こんばんは!
このビェールは輸入されているんですか。薄いビェールでしたよ。
正直、物足りなかったかな…。
Inatimy さん、こんばんは!
ジャガイモはサワークリームだったと思います。
これだけでもおなかいっぱいですね。
僕は普段からよく歩いているので、2キロくらいなら歩いてしまいます。
by りんこう (2011-05-23 21:51)